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外に出るということ

朝起きて、支度を済まし靴を履いて外に出る。朝だけではなく、何か用があり外に出たり、何もなくても考え事をしたり、気分を変えたい時外に出る。

こんなに普通なことがなかなかできない時代になってしまった。外にでるだけで何か後ろめたい気持ちになってしまう。

私と奥さんは4月からの現在まで90%の時間を家で過ごしている。残りの10%は生活に必要な買い物だけ。奥さんが妊婦さんであるということもあるが、不要な外出は極力控えている。しかし日々何もしないこの生活にも流石にフラストレーションが溜まっていた。

テレビCMの「今、私たちは試着室の中にいる」といったものがあるがあの言葉を聞くたびに閉じ込められているような気がしてさらにストレスとなる。しかし今日の朝刊の中に柳井社長の記事があり、少し前向きな気持ちになれた。

「本業で貢献する」。大企業のリーダーはやはり違うなと思った。休業を余儀なくされている中、横浜の新店舗に関しここはいい店だから開ける、うちはやっているということを示せと言ったそうだ。確かに批判も大きいだろうが、社員の生活を守ため。国民の衣食住の衣を守るため、判断されていた。誰かはこのようにしてスタートを切らないと今までの日常は取り戻せない。

待っていたって始まらない。もう進まなければいけないのではないかと考えさせられた。

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