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20年越しのスパークスDJ!

50年に一度のスパークス・イヤーを迎えている2022年ですけど、そのピークを迎える、8月サマソニ来日公演を目前にして、こんなイベントも決定しております! MC・岸野雄一!

ほんとに忙しいの平気なんだね! 大丈夫か? スパークス、もう、おじいちゃんなのに!(岸野もw

しかし、われわれもこの際、応援できるだけやるしかない

なので、こんなイベントもやることになった!

どぞよろしく!

てことで、今年ここまでは、われわれは何をやってきたのか?
スパークスDJの流れをまとめて、ついでに昔の振り返りもやっときま〜す。

Terminal Jive @ZuBar

Francisというアーティストネームで活動中の、オリマコトが月イチで、渋谷の頭バーというハコで主催しているDJイベント「Terminal Jive」
もちろん、スパークスの1979年のアルバム名から取られたタイトルです。

もう20年以上続けられてるイベントで、ぼくも2004年に下北沢251でやってた時代に出演して以来18年ぶり、2022年2月、ゲストDJに呼ばれまして、ひさびさに回してきました。

ELOやDEVOなどをかけつつ、半分くらいはスパークスをかけましたよ。ラストはNOイン・ヘヴンから、ザナドゥにつなげてた(まさかのオリビアRIP.)ま、18年前も似たような選曲だったと思う。

このイベント、3月のゲストDJは、常盤響でした! 
当然スパークスも何曲もかけていたよ。

で、4月のゲストDJは、岸野雄一でした! 
その日はスパークスだけの、スパークス・オンリーDJだった。

DOMMUNE

3月なかばごろから、スパークス関連映画の公開のタイミングに合わせたかのように?「ディス・タウン」を使用したApple の I PadのテレビCMのオンエアが始まった! スパークスがお茶の間に見つかってしまう!

4月1日に、いよいよ映画「アネット」の上映が始まる、のに合わせて、レオス・カラックス監督が来日して、あちこちの劇場で舞台挨拶をした後、DOMMNUEにも出演し、黒沢清監督、諏訪敏彦監督と対談しましたね。
そして、トークの後、岸野雄一が2時間のスパークス・オンリーDJをやりました。

その翌週のDOMMNUE、今度はまず「アネット」をめぐって、岸野雄一と、サエキけんぞう、Licaxxxのトーク、岸野によるロン・メイルへのリモート・インタビュー、岸野、かとうけんそう、Youtuber・みの、てメンツで、いよいよ4月8日に公開が始まる映画「スパークス・ブラザーズ」をめぐるトーク。
その後、常盤響が2時間のスパークス・オンリーDJをやりました。
DOMMUNEで2週連続同じテーマてのもめずらしいよ!

スパークス・ナイト

4月〜5月は他に「スパークス・ブラザーズ」のパンフにも寄稿しているソウママナブの主催による、スパークスDJイベントも、四谷ドクターヘッド、LiN ENDORPHIN、といったお店で行われました。

5月5日のこどもの日に満を持して、浜町レコードコンビニにおきまして、岸野雄一、常盤響、かとうけんそう、荒野政寿(クロスビート)というメンツで、スパークス・ナイトが行われましたよ。

実は事前に、こんなイベントやるよ、と岸野のほうから、ロン・メイルにメイルをしてたら、なんとメイルの返事が来てたんだそうです。

Yuichi-san
The Sparks Night event at the record Conveni seems really cool and the poster is beautiful! Many thanks! I wish I could be there.
We tried through our booking agent to get a Saturday Sparks show between the Sonic Mania Friday show and the Summersonic Sunday show in Osaka, but unfortunately we couldn't get one, so nothing is going on on that Saturday, unfortunately. We feel bad that Jaoanese fans can't see the complete Sparks set, but we're really happy that we can play in Japan this time around and really look forward to it. In any case, we'll see you soon in Tokyo!
All the best
Ron and Russell

DeepL翻訳による:

雄一さん
レコードコンヴィニでのスパークス・ナイトのイベントは本当にクールな感じで、ポスターも美しいです!!。ありがとうございます。私もその場に居合わせることができたらと思います。
ソニックマニア金曜公演とサマーソニック日曜公演の間の土曜日のスパークス公演をブッキングエージェントを通じて大阪で取ろうとしましたが、残念ながら取れませんでしたので、その土曜日は残念ながら何も行われないのです。日本のファンにはスパークスのコンプリートセットを見られないのは申し訳ないと思っているが、今回、日本で演奏できるのは本当に嬉しいし、本当に楽しみにしている。いずれにせよ、東京ですぐにお会いしましょう!
ではまた。
ロンとラッセル

この時点では、まだ単独公演ができない予定だったんですね。結局、東京で実現できてよかったですよ。大阪の人には残念やった。すんません。しかし返事をくれるだけで、ありがたいよね〜。ほんとに誠実な方。

ぼくも自分で作ったフライヤがホメられてうれしいよ。
まあ、本職のデザイナーの人から見ると平凡だと思いますが、いちおうNIGHTの字は、1985年のホラー映画「フライトナイト」(スパークスやDEVOもサントラに参加している良作)のロゴから。写真はおなじみ「Funny Face」のMVから。こどもの日なので「Who dont Like Kids」のセリフも入れて。「Music You Can Dance To」のシルエットも。

映画「フライトナイト」のサントラ盤

で、まあ、レコードコンビニのイベントは大いに盛り上がりました。スパークス大好きな人たちが、映画見たばっかりの興奮もさめやらずに来てくださってるんですから。

ぼくはDJというより、けんそう+ラッセル=ケン・ラッセルとして、歌ってばかりでしたが!

その21年前

こんなイベントもやってました! 2001年3月19日。

ほとんどおんなじや! 23時からオールナイトってのは、今ではムリかねw
しかし、われわれも辛抱強いな。てか、間でもっとやっててもよかったのにね。これはアルバム「Balls」が出て、来日公演のあった後ですね。

青い部屋は故・戸川昌子オーナーによるシャンソンバーでしたが、ロックのライブやDJイベントもやっていた。現在はLOFT HEAVENというライブハウスになっている場所。

このとき、会場でアイロンプリントで作ったイベントTシャツ(時代やな〜。。)を売ってたんだけど、今年のレコードコンビニのとき、そのシャツを着てきてくれた人がいた! 歴史の証人やの〜。。

ウインドウズ95から6年しか経ってない、まだインターネットも進歩してない、YouTubeも、スマホもない時代ですが、スパークス公式サイトはすでに存在してて、なんと、このイベントも紹介してくれてたので、当時は驚いたものです。

Sparks Tokyo Party Bash!!!!!!!!!! 
Following the recent concerts in Tokyo and Osaka, fans in Japan will gather on Monday March 19 at Aoyama Aoiheya Club in Tokyo for an all-night Sparks party!! Starting at 11 PM and lasting to the following morning, Japanese Sparks fans will have an opportunity to listen to 3 deejays (You-ichi Kishino, Kenso Katou and Hibiki Tokiwa) play nothing but Sparks tunes all night long!!
Screenings of rare Sparks videos will take place throughout the evening as well as a swap mart for trading CDs and vinyl of the band. Those fluent in the language can share their theories on what the brand new Sparks album will sound like, as well as speculate on the band's next concert appearance in Japan. Rumors of special guests abound (Pizzicato 5, Towa Tei, Salon Music, Morrissey...??) 
As Cupid has visited Sparks Conventions in America and the UK, we look forward to hearing who went home with who after the Tokyo soir仔. When people come together to share their love of Sparks, passion ignites!! We expect a full report from those in attendance here at SparksOfficialWebsite. Domo arigato.

DeepL翻訳による:

スパークス東京パーティーバッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 
先日の東京、大阪でのコンサートに続き、日本のファンが3月19日(月)に東京の青い部屋でオールナイトのスパークスパーティーに集まります!!!!
午後11時から翌朝まで、3人のDJ(岸野雄一、加藤賢崇、常盤響)がスパークスの曲だけを一晩中聴き続けることができるのです!
また、スパークスの貴重な映像の上映や、CDやレコードを交換するスワップマートも開催されます。スパークスの新しいアルバムはどのようなサウンドになるのか、また、日本での次のコンサートはどのようなものになるのか、日本語に堪能な人たちはその理論を共有することができます。
スペシャルゲストの噂(ピチカートファイヴ、テイ・トウワ、サロンミュージック、モリッシー......?) 
アメリカやイギリスのスパークス・コンベンションにも足を運んだキューピッドだけに、東京のソワレの後、誰が誰と一緒に帰ったのか、報告が楽しみだ。スパークスを愛する人々が集まれば、情熱に火がつく!
このSparksOfficialWebsiteでも、参加された方々のレポートをお待ちしています。ドーモ アリガト。

遠い島国の、小さなハコのイベントなのに、まったく、ありがたいというか、スパークスと岸野の絆の深さ、日本好きを感じるね〜。
ていうか、勝手にアオリすぎやろ!
テイくんも小西さんもサロンさんも、モリッシーも来ませんでしたわ!(当たり前)
ま、山崎春美(タコ)さんが来てくれた、くらい、かな〜。。

まあ、80年代、20代の頃からずっと、DJでスパークスをかけ続けるのは、われわれには定番でしたが、このとき集大成的な気持ちでやってたのが、続きが21年も後に待っていたとは! 38歳のときの自分に教えてやりたい!(あんま劇的じゃないw)

と、古参ファンアピールしてますけど、やはり先輩、スパークスの日本盤レコードでライナーを書いてきた、故・今野雄二さんや、鳥井賀句さん、山田道成さん、などに比べたら、いつまでもひよっこですし、若い世代のファンも、みんなネット検索しまくって、われわれより詳しくなってる人もいるだろうしな〜、と謙虚も忘れないように!

そして、今年はもう一度。。

来日公演の余韻があるうちに、スパークスDJナイトができることになって、ありがたいよ! ロンさんも言ってくれた。

The Sparks Night sounds like a great thing. Thanks!

Ron Mael

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