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狂言に纏わる画を描き貯みょうと存ずる

和ろうてござるか~

2024年も早二週間以上がすぎてござる
年明け早々さまざまなことがこころを揺さぶっておりまするが

そんな中、改めて想うことは
わたくしはやはり狂言を通じて和らい、和らぎ、和みのこころをひろげ
和顔、笑顔を殖やしていきたいということでござる

余裕がないとき、こころが塞いでいるときこそ
こころを和らげ、和ませる和らい(笑い)をもって
元氣を快復させていくことが大切とおもうのでござる


そんな道の先に、狂言を愉しむ氣もちを伝える書籍を創りたいと思うようになってござる
どんな体裁でどんな本になるかはまだ分かりませぬが
まずは狂言に纏わる画をさまざま描いて
それをこのNOTEでアップしてまいろうと思いまする

今回のトップ画は狂言で主人などが腰に付ける小刀でござる
もちろんひとつづつさまざまに装飾があり、これはとある舞台で遣っているものでござる
楽屋でスケッチできる機会があり描いたものでござる
ちなみに小刀はチイサガタナと読みまする

トップ画小刀の刀身を留める目釘(蛙)部分

トップ画の小刀の柄部分には刀身が抜け落ちないように
目釘が挿してござるが、この小刀では一方がご覧のように
蛙をかたどった意匠となってござる

ここにかいたことはけんすけ福のかみが
大蔵流茂山千五郎家 島田洋海社中にて狂言を学んだことを基に
学んだことや思うこと、時に舞台で感じたこと、そのほか
もろもろの興味を通じて狂言を(できれば生で)観てもらうことを
願うて描いているものでござる


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