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刀鍛冶、日本刀から生まれた言葉。

2024年6月9日 宍戸健

「Shogun 将軍」をみたきっかけからいろいろ日本刀、戦の歴史などいろいろ調べている。その中で、刀鍛冶、日本刀から生まれた言葉が非常に多く、現代のわたしたちも知らずに使っている言葉(フレーズ)が非常に多いことを知った。

とりあえず以下10個。

1.相槌を打つ
例えば師匠と弟子のように、刀づくりの中心的な作業をする刀鍛冶と、鍛練を手伝う刀鍛冶が向い合って、熱っした鉄を金づちでたたいて鍛たえるとき、師匠の狙いや合図に合あわせて、弟子たちがたたくこと。


2.折紙付き
ここでいう折紙は、刀の価値を鑑定していた本阿弥家が発行した鑑定書のことで、「これは有名な刀鍛冶が作ったよい刀である」という証明書が付いていること。(下の写真中央。正保3年(1646年))

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1138901393

3.急刃凌ぎ
戦場で刀の刃はが欠けたときに、とりあえず戦えるように、たまたまそこにある研石で磨いて、間に合あわせの刃を付つけること。

4.切羽詰まる
刀身と持手の間にあって相手の攻撃から自分の手を守るための「つば」という部品が動ないように、「切羽」という部品で両側がわからしっかりはさみ込こまれていること。

5.反りが合わない
刀は弓状に曲がった「反り(そり)」のある形をしている。この反り具合は、刀一本一本でちがう。刀の入れ物である「鞘(さや)」は、そこに収める1本の刀とぴったり合った反り具合でつくられる。刀の反り具合と鞘の反り具合がちがうと、刀は鞘に収さまらない。そのことをいう。実際に、反りや寸法が同じように見える刀であっても、別の鞘に入れようとすると、反りのバランスが微妙に異なり、収まる例は非常に少ない。

6.単刀直入
刀1本を握りしめて、ただ一人ひとりで敵陣に切きり込こむこと。

7.付焼刃
刃がつぶれて切れなくなったり、もともと切れ味の悪かったりする刀に、刃の模様だけを付け足たして、切れる刀のように見みせたもの。

8.伝家の宝刀
家宝として代々伝たわってきた名刀のこと。

9.抜打
刀を抜くと同時に切きりつけること。

10.焼きを入れる
赤く熱した刀を水に入れて冷まし、模様の入ったよく切れる刃をつくること。

上記は学研のこちらのページから参照。

本日はとりあえずこの辺で。

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