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[暖色系カラーでの失敗解決]抜けないピンク系のカラーレシピ公開

こんにちは!
地方で美容師をしてます、現在24歳スタイリストのけんぼーです!

美容師のお悩みの中でかなり多いのが、暖色系カラーの失敗です。

なぜそうなってしまうのか。そこを理解するだけでカラーはかなり上達します。

今アシスタントでカラーの勉強をしてる方にも参考になると思いますので、是非最後までお付き合い下さい!



暖色系の失敗の例と原因

暖色系の失敗で1番多いのが、カラー塗布後は入っているのに、いざシャンプーをして流すとカラーごと流れてベージュの状態になってしまうこと。

もしくは根本だけ赤みが残り、毛先が黄色くなってしまう。

このような状態。

シャンプー台でピンクシャンプーなど施すがお客様が納得いく感じでない、、、みたいな。

原因は何なのか。

これを知るだけでもかなりカラー選定の幅が広がります。


まず原因としては、

[ダメージの量の違い]

です。

暖色系の特徴として、「ダメージがある部分ほど定着が弱くなり、逆にダメージが少ないところには定着しやすい」です。

逆にアッシュ系などのカラーは暖色とは逆で、
「ダメージがあるところに定着し、ダメージが少ないところには入りにくい」

例えば、アイロンなど日頃、熱のダメージが蓄積している髪には入りにくいということですね。

この色の特徴とダメージ量の見極めを理解することがとても大切になってきます。

ではどのように対処したらいいのか。


対処方法

まずカラーの選定の時
カラーにはアルカリと染料が含まれていますが
ピンクはシャンプー台で流れることを想定して作るのがオススメです。

なので彩度は少し濃いめに選定しましょう。

そして2つ目!

塩基性カラーを少し加えましょう

暖色系のカラーバターやヘアマニキュアを少し加えることで定着がかなり安定します。
ここで注意なのが、入れ過ぎると次、カラーする時に残留して難しくなるので5%〜10%が目安です。

例 ベース10Lv オレンジ ブリーチ無し

10ピンク:6ピンク 1:1に対して塩基性ピンク10%
 ox4.5%

これだけでかなりピンクは安定します。

そして3つ目!!

「塗布は必ず毛先から!」

暖色系は特に発色するまでに時間がかかります

なので1番色が流れやすい毛先にカラーが長く定着して欲しいので、毛先からの塗布

放置時間も20分〜30分理想です


以上踏まえた上でカラーをすると仕上がりが一段と上達します。

これからも少しでも美容師のお悩みを一緒に考えて解決出来ればと思うので、これからもご愛読宜しくお願い致します。

少しでもいいなと思った方は♡宜しくお願い致します!

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