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町にひらくシェアプレイス三鷹の予想

東京の三鷹にリビタ、成瀬猪熊さんたちがてがけるシェアハウスがオープンするので見学にいってきました。

駅から11分のところにある元JRの社宅でをシェアハウスにリノベーションしています。

シェアハウスといっても112部屋の個室があり、トイレ、キッチン、シャワーは共有のマンモスシェアマンションといった形です。

コンセプトは「まちにひらく」

ここ最近流行っている単語なんだけど、共同住宅がまちにひらくというのはソフト面が重要になるので、不特定の人が住む共同住宅では難しいかなというイメー
ジだったので、この目で確認してきました!

元JRの社宅とだけあって庭はかなり広い!

そして、畑が地域と共有されていて、、

畑用のモルタルテーブルがありました

ただのオープンハウスにしては人が来ている!

イベント時にはたくさんの人がこれるんだなと思ったし横に公園や、家族向けマンションがあるのでイベント運営はしやすそうといった印象

中はキッチンが6つとラウンジ、ワーキングスペースと住民向けコンテンツ

なんといってもデザインがいい!

さすが成瀬猪熊さんといったところ!

住みたい!!!!

気になったのは112人に対してキッチンつて6少ないのでは?ていう点

僕のシェアハウスでは8人で1つ(32人で4つ)で、いっぱいになることがけっこうある。

しかもキッチンスペースの余白広すぎでは?!
ていうところと

ラウンジにコンテンツがなにもないというところ。

持論だけど、人は基本受動的なのでコンテンツがなければコミュニティなんてできないと思っているので、ここの共用部は少し冷たい生活になるのかなといったイメージ。

あとワーキングスペースに共有本棚があって、みんなで本の貸し借りが自動的にできるというところがあったけど、これはうまくいきそうと思った。

ちなみに僕の住んでるソーシャルアパートメントはアイランドキッチン4つが1つのテーブル状になっていて料理しながら会話ができるし、卓球台やダーツ、最新ゲーム機が揃っていてコンテンツとしては充実してます。

まちにひらくには
①住民同士の会話を生むデザインをする
②全力でソフトに携わる人がいる
③一階づくり(コンテンツを組む)をする

ことが重要かなとこれまでの経験を通して思ったのでシェアプレイス三鷹はけっこう住民や運営の能動的な活動が必要になる気がしてます。

マルシェを毎回ひらかないとまちにひらかないのも大変かと、、

ちなみに先日オープンAの高円寺アパートメントにいったけど、一階をつくることできっかけづくりのコンテンツがしっかりとしてるなと感じました。共同住宅ではないけど、喫茶ランドリーも一階のコンテンツにも同じことを感じました。

まとめですが、
・店とかがなくソフト面でまちにひらいている(道路面に畑はある)
・庭はパブリック寄りで共同住宅はプライベート寄りとはっきり分けていて建築的にシェアハウスがひらいているのか疑問
・共用部はデザイン的にきれいだがコンセプトを支えるコンテンツが弱そう

とはいってもシェアハウスとして新しい形なのでどうなるか楽しみです!

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