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高級レストランにある食事以上の価値

こんにちは。
けんしろう常務です。

さて今回は、金に物を言わせて食事をすることの意味について話します。

【ニアリーイコール】

「いつも高そうなお店に行っている」なんてよく言われる

実際に高いお店によく行っているわけだから間違っていないけど本質は理解されていないことがほとんど

単純に美味しいものが食べられるという理由だけで食事にお金をかけているわけじゃない。高いものが好きなわけでもない。そもそも高くて美味しいなんて当たり前。安くて不味いものも今どきそう無い。もちろん安くて美味しいものが最強に決まっている。ただしこれは「食事」のみに焦点を当てた場合の話。

価値を共感できるものへの出費はためらわない
納得いかないものには1円たりとも支払わない

たとえば服飾なんかは滅法興味がないし価値を感じない。エゴでしかないと思っている
あくまで自分が身につけるものに対してはこだわりと価値を感じていないだけで他の誰かがそれを極めることにはとても興味があったりする

余談だけど靴と時計は例外。人を見極める判断材料のひとつになるので価値を感じる。もちろんそれだけでは不可能。人を測るための初期段階での指標にされがちってだけ。
自分のなかには数多くの線引きが存在していて常に選別している

そんななかでも突出して価値を感じるものは食事
他の何にも代役は務まらない

【飲食店はご飯を食べるところじゃない】

一般的には「飲食店」は「ご飯を食べるところ」と捉えられている
正直ご飯を食べるだけなら家がいちばん好き
誰にも邪魔されない空間を実現できることがなにより魅力
ガヤガヤしているところや周りに人がいるところで食事をするのが好きなじゃないから食事が目的なら理にかなってる

それなのにわざわざ駐車料金まで支払ってわざわざ飲食店に出向く

食事中は幸福度が高まり気が緩む。心も弾む。テンションが上がる。
そして隙ができる
改まって聞きにくいこともそこではハードルが明らかに下がる
普段聞き出すには到底時間がかかる情報も食事中はすんなり聞き出すことができたりする

金に物を言わせて承認欲求を満たす人間は「欲しいものが高い」のではなく「高いから欲しい」が先行しがちになっていることが多い

だから高級レストランに集まる民度は高い。それとたくさんの情報が懐にしまわれている

そしてその懐に抱え込んだ情報という名の獲物を密かに狙っているのがけんしろう常務というわけだ

食事を楽しみにいきたければ安くてウマい店を探す
食事以上の対価を得たければ狩りにでるような気持ちで高くてウマい店に足を運ぶ
明確な理由がそこにはある

隣に座っているお客や店主、通路越しのテーブルから聞こえてくる会話
ありとあらゆる情報が散漫している
これらの情報は紛れもなくご飯よりおいしい

人生は選択の繰り返しだと思う
毎日迫り来る答えのない選択に立ち向かわなければいけない

学校にいくかいかないか
就職するかしないか
転職するかしないか
誰と関わっていくか

しょうもない選択もあれば人生を左右するものまで
なにげない選択がのちに人生を大きく変えることもある

そんなことを考えてると毎日がワクワクする
周囲からみれば失敗と思われるようなことでも自分のなかでは全く違った解釈をしていることも多い

正解がない選択こそ経験や知識が活きてくる
高品質な経験や知識は先人から学ぶのがいい

偏差値50のなかで威張っていても惨めな気持ちになる
そんな擬似栄光よりも偏差値70の荒波にもまれながら学び続けていたほうがよっぽどおもしろい

【カニでカネを釣る】

最近行った高級飲食店での話をしよう
先日Instagramのストーリーでも載せた蟹のフルコースがいただけるお店

隣の座っていたお客が店主と話していた
聞いたところによるとお客は建設会社を経営している社長

隣に座っていたのはパパ活女子らしき人物
そんなことはどうでもいい

おそらく従業員30〜50人ほどの会社
社会保険料だけでもエグいっすね〜なんて心の中で思ったり

そのお客はこのお店が常連なようで店主とよく話す
まったく嫌味ったらしい感じもしないので堂々と話を聞いていた

今流行ってる店はどこか
その店はなぜ流行っているのか
その店の店主はどんな人か
その店主はなぜそこに店を建てたのか
そしてその店を建てたのが横のお客だったりした

せいぜい10畳一間の小さな部屋に金になる話がうじゃうじゃ飛び交う
彼らにとっては何気ない会話に過ぎないだろうけど新参者の自分にとってはヒントがたくさん隠されている貴重な時間

そして会計は2人で10万弱
価格だけで判断してしまうと高いけど価値でみれば安い

かなり極端な話だけど本質のついたストーリーだと思う

これがもし「蟹本家」だったらどうだっただろう
スタッフとの距離も近くなければ他のお客の会話なんて聞こえない

食事を終える頃にはただ蟹を食べただけの時間だったことになる
要するにお腹は満たされていても心は満たされていない

価格が高いものは美味しいに決まっている
それ以上になにを提供してくれるかが重要
またここに来たいと思えるかはそのあとの話

野心に飢えてそんなことばかりしてると毎月の飲食代が20万円を超える
この行動が自分にとって正しいかはわからないけど時間が経ってどこかで点と点で繋がってくれたらいいなって思う
本気で取り組んでたら必ず良いことが待ってると信じてる

金のなる木はどこに眠っているかわからない


本日もありがとうございました。

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