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旅RUNキュレーションVol.63(第26回べいふぁーむ笠岡マラソン大会)

※有料設定にしていますが、ほとんどタダで読めます。

大会名
第26回べいふぁーむ笠岡マラソン大会
レース種類
1.5kmペアラン、ハーフマラソン(このほかにも3km、10kmノブがあります)
開催日
2023年2月5日(日)
開催場所
岡山県笠岡市
参加費
1.5kmペアランは500円、その他は大人一律3,000円

各地で冬のマラソン大会が盛り上がってますね。今日は別府大分毎日マラソン大会に香川丸亀国際ハーフマラソンなどなど、全国的にも著名な大会が多数開催される日。大会開催状況も感染症騒動前に戻りつつありますね。

で、そんな折りの自分なのですが、ローカル大会「べいふぁーむ笠岡マラソン大会」に参戦。地元岡山の大会でして、自分が出るのは3回目。

べいふぁーむ笠岡マラソン大会の開催はなんと4年ぶり。例年は毎年2月上旬の開催で、2020年は開催されたかのかとおもいきや、2020年だけ開催日が3月という設定でした。で、2月中旬にいっきにやってきた感染症騒動による大会中止の波に飲み込まれ、結果として2020年、2021年、2022年と大会開催ならずという悲運の大会です。
そして迎えた2023年。実は前回開催の2019年大会に参加しており、2大会連続参加ということになります。前回は甥っ子長男の保護者ペアランに参加したのだが、今回は甥っ子次男の保護者ペアランへの参加を要請されたため、冬休みを利用して帰省してきた次第。

朝7時40分に家族の車で会場入り。参加者受付は朝8時からという触れ込みですが、ここは準備でき次第受け付けてくれます。朝7時50分に受付完了。

今回は上記のペアランと、自分は個人でハーフマラソンに出る。ハーフマラソンの受付で「あ!おめでとうございます。遠来賞ですね」と言われる。やったー! 「遠来賞は荷物が大きいので後日郵送させていただきます」とのこと。楽しみだ。でも、遠来賞って地域振興の一環のはずで、僕みたいな東京から帰省してきた人間がもらってよいのかがやや疑問。ごめんなさいごめんなさい。

更衣室は総合体育館。国体にあわせて作られた良い感じの体育館です。入場時の検温装置があったものの、強制される系ではない。で、更衣はほぼ完了していたのでゼッケンをつける作業に利用させていただきました。外だと手がかじかむのでね。

まずは開会式。大会会長の笠岡市長の挨拶。割とノリの軽めの市長なので偉そうな感じもなく柔らかな雰囲気。

そして、今回の大会ゲスト坂本直子さんの挨拶。そして、パンフレットに載っていなかったゲストで円健介選手が登場。こないだの箱根駅伝で1区を走った駒大の選手だ。地元が笠岡ということで乗り込んでくれたそう。坂本直子さんも初マラソン日本記録保持者だし、ローカル大会のくせにゲストが謎に豪華。

開会式が終わり、まずは保護者ペアラン。甥っ子は好記録を狙う位置づけらしいのでスタートレーン最前列に陣取る。甥っ子のサッカーチームメンバーが挙って出ているそうで、なんかそれらの人たちがみんな前に出てくる感じ。だが、保護者は誰も前に出てこないっていう。いいのか?笠岡市長とサッカーチームメンバーが会話をしながらのひとときを終え、いざ号砲。

市長と喋る

どっかの親が「最初は抑えて」とか言っていたけど、僕は甥っ子に「最初から飛ばすぞ。たった1.5km、飛ばしきれ。」とスパルタモード。
最初200mくらい、僕がトップで走る謎展開。だが、甥っ子はそこまで速くないのでさすがに寄り添う走り方をする。大人数人・子供10人くらいに前に行かれた感じ。保護者無視して飛ばす子供が多いな笑 

んで、甥っ子、速い。昨日の練習はキロ6分くらいだったはずだが、今日は4分台。「このままだと(4年前に走った)お兄ちゃんに負けるぞ!」「へばるなへばるな」と檄を飛ばしながら煽ったものの、大声出しながらのキロ4分は僕もつらい。自分のほうが遅くなると格好がつかないので負けないように走る。

あっという間に1.5km。公式ルールは手をつないでゴールだが、計測チップは保護者(つまり自分)についているので最終的には自分の走りが記録になる。よってここで一気に駆け込む。

甥っ子も最後猛ダッシュでついてきてくれて、結果同時にフィニッシュ! 記録はなんと6分59秒。そして103ペア中第4位。

自分の前に結構子供が走っていたはずなのだが、保護者が付いて来れず我々が第4位になれた模様。保護者にチップが付いている以上、保護者が速い必要があります。大勝利だ。
で、めっちゃダッシュして、声を張り上げながら走った結果、ヘットヘト。だけど23分後にはハーフマラソンのスタート。もう、DNSしたい・・・。

でも諦めずにTシャツを着替え、いざハーフマラソンへ。陸連登録選手のスタートを優先してくれる感じ。最近は陸連優先って感じでもない大会が多いだけにべいふぁーむ笠岡マラソンは珍しいかもね。

午前10時に号砲。前のほうに陣取っちゃったのでランナー渋滞を起こさせないように最初にダッシュ。だが、さっきのペアランでヘトヘトになってるおかげで、いつもより早くへばってしまった。これ、ハーフ走れるかなーって感じ。

べいふぁーむ笠岡マラソンは干拓地を走るコース。よってほぼ平坦。牧場が多いので時折牛糞香るコースです。

給水所は5km、11km、16km地点の3カ所にあるというアナウンスだったものの、周回コースになってる都合上11km地点の給水所は3km地点給水としても対応してくれたので実質上は4カ所。アクエリアスとお水を用意いただけていました。ただ、配置の仕方がそれぞれバラバラで、アクエリアスと水の区別がつかず、分別して取るのが大変でした(泣)

12km地点くらいで10kmランに出場している円健介選手に追い抜かれる。颯爽とした走りでいいですね。

16km地点は笠岡農道離着陸場(笠岡ふれあい空港)の滑走路をターンするコース設計。べいふぁーむ笠岡マラソン、実は空港滑走路を走れるマラソン大会だったりします。

で、自分はというとヘトヘト。なんとか2時間を割らないように走ろうと精一杯。家族達の応援もあり、1時間55分台でフィニッシュ。ハーフマラソンはこれまで43回走っているんですが、自己ワースト3位くらい。まだまだ良い調子にはならないなぁ。甥っ子は頑張ったが自分はふがいない走りになりました。

走った後は紙で完走証を発行していただけました。感染症騒動後のマラソン大会は「完走証はWebでごらんください」というケースが続いていたのだけど、紙の完走証が復活。

というか今日の大会は感染症騒動のあおりがほとんど見られなかった。大会要項上はワクチン接種もしくは検査陰性を求めているものの、それ系のチェックは無し(弟が大会本部に事前に問い合わせたところ「資格」ではなく努力義務だそう)。「マスクしろ」的なアナウンスは一度くらいあったけど、特に文句言われることを言われることもなく自由だった。マラソン大会もどんどんノーマルに戻りそうですね。

完走後はうどんをサービスいただけました。ありがてえですありがてえ。

参加料3000円の大会ですが、参加賞はでっかいトートリュックでした!

応援とかは少ないですが、平坦な陸連公認コースでエントリーフィーも安くてとても良い大会です。隠れたおすすめ大会。

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