子犬を拾いました。名前は「教育格差」です。
ぼくは、教育関係の仕事をしている。
子犬を拾ったような感覚で、気がついたら飼うことになっていた。本当は猫の方が好きなのだけど、ぼくが面倒を見るんだ!という感じ。
拾ったのは、大学に進学した時だった。
高校までの僕は、無気力で、どれだけ労力を割かずにある程度の結果を出すことがカッコいいと思っていたダサいやつだった。変に要領はよかったので、普段は勉強をまったくせずに、テスト前3日間だけ勉強していい成績を取っていた。部活でも練習をさぼってみたり、真剣に練習に取り組まずに、レギュラ