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【cEDH】ナドゥの初動をくじくために必要な妨害札の枚数

もはやトップジェネラル扱いの“有翼の叡智、ナドゥ”ですが、あまりの強さに他のデッキはマリガン基準どころかデッキ構築の時点で意識することを強いられております。

妨害の必要性やナドゥ対策カードについては諸先輩方が頻繁に語っておられますが、「結局のところ妨害札は何枚採用すればええんや?」という素朴な疑問への回答は見当たらなかったので、妨害札の必要枚数を計算してみました。

〈前提条件〉
・4人卓においてナドゥ統率が1人、他の3人はメインデッキ99枚のうちN枚の妨害札をそれぞれ採用している。
・初期手札+1ターン目のドローを含む8枚の手札について、ナドゥ以外の3人分の手札(計24枚)のうち、最低でも1枚の妨害札を抱える確率をPとする。
・ナドゥが抱える、妨害札に対する打ち消し札の枚数はここでは考慮しない。
(なのであくまで目安として捉えてください。)

このとき、P=1-{COMBIN(99-N,8)/COMBIN(99,8)}^3
となります。
※誰も妨害札を引けない場合の余事象

Excelで計算した結果を以下に示します。
N=5  P=72.5%
N=6  P=78.9%
N=7  P=83.9%
N=8  P=87.8%
N=9  P=90.7%
N=10  P=93.0%

3人が妨害札を6枚ずつ搭載した場合に妨害札を引き込める確率は78.9%、つまりナドゥに妨害を当てることができない確率は21.1%となります。

ナドゥが打ち消し札を抱えているケースも想定して、妨害札の枚数は7〜9枚程度あれば(かつ3人が協力してナドゥを対処できれば)、少なくとも『ゲーム』に参加する権利を得られると思います。

以上、ありがとうございました。

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