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「やらないこと」を決める。

次世代の選手育成に取り組むテニスコーチです。

また、育成、強化だけでなく、世界を基準とした人材を育成するコーチング、物事の仕組みづくりや価値を創るマネジメントの両輪をグルグル回す取り組みをしています。

30歳の誕生日を迎えた時に、決めたことがありました。

それは仕事の依頼を頂戴した時に

よろしくお願いします!
はい!喜んで!
御意!笑
Yes, I got this!

とにかく、仕事の依頼を断らないことでした。

仕事が途中で頓挫することはあっても、どんな仕事の内容でも引き受けることで色々な幅を広げたい一心でした。

40歳になってからは仕事を「選択」することに決めました。

選択することでやるべき仕事に集中し、自分がどういった仕事に対して強みを活かせるかというのを明確にできます。

つまり「やらない」ことを決めること。

そうなると、時間の使い方にもメリハリが出てきます。集中するとき、リラックスする時など。頭を空っぽにして余白の時間を作ることで、仕事の質に着目できます。

仕事の質も向上します。

私は特に次世代の子供達のコーチングが主体なので

- 感情のコントロール
- 選手、親との会話の抑揚
- 周りを見渡す力
- 正しいタイミングでの指導
- 人を見抜く力

指導ではコートで黙って見ている時の背景は、目に見えない部分での様々なことを観察していなければなりません。

こういうときは
何をやらないでおくべきか?
何を伝えないでおくべきか?

「やらないこと、やってはいけないこと」を明確にすることで指導の感性が研ぎ澄まされていきます。結果、選手にどのように、何を伝えていくかが明確になります。

柔軟性ある思考、ユーモアや感性を磨いていくには、好奇心をもって様々な仕事にトライして、吸収していく作業が大事です。

多角的に物事を捉えること、更には多様性について考えるのであれば海外での仕事が成長させてくれます。

ただ、能力を発揮するには「やらないこと」を決めておくことだと思います。考え方があれもこれもとなると広く浅くなってしまい、結局どっちつかずの結果になってしまうでしょう。

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