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小さき哲人たちへ

小さき哲人たちへ

今日は冬至明け。
太陽暦で考えるなら今日がお正月。
また、新しい季節が始まります。

武道を研究している人が武道研究家で
武道を実践している人を武人と呼ぶなら、
哲学を学んでいる人を哲学者
哲学を実践している人は哲人と言えるでしょう
中村天風は自らを哲人と呼んだようです。

講義の中で知る、行う、在るには距離があるとお話ししております。学びは実践してこそ価値。何かを知り「良い」と思ったら"ものしり"ではなく、実践できる人になりたいものです。
実践できるようになったらそれを続けられるように。
哲人にとって、普通の日々が修行。

私もこの12月、7年ほど鍵穴だった問いに
鍵らしきものを見つけることができました。
嬉しく思いますが、真剣に問い続けて7年。
鍵穴が不明瞭な時期も含むと30年近く抱えてきた問いでもあります。
どうか焦らず、慌てず、一歩ずつ。
私もこれから、この鍵を磨いてまいります。

芸能、経済、政治様々な分野で問題が明らかになるにつれ
偽物を明らかにしているように見えます。
見方を変えると浄化のプロセスと言えるでしょう。
すなわち本物なら自然と浮かび上がる。
この流れが皆様にとって追い風となるような生き方、在り方を自らに問い続けましょう。

自分を磨くことは生涯の嗜みとなるでしょうし、ここで「自分とは何か」が重要な問いとなりますが、WaLaの哲学の内省の型はそうしたためのものです。

共に学び続けましょう。


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