WaLaの哲学 0期発表を聞いて
昨日、はたらく意味のアカデミア「WaLaの哲学」0期最終日を迎えました!
0期にも関わらず多くの方が参加いただけました。毎回皆の真摯な眼差しに向き合い、心から「皆の人生に意味のある時間としたい。(しなきゃ!)」と思い、準備にも取り組んでまいりました。
何か、大きな物を伝えようと思うと、物理空間でものを動かすようにエネルギーを消耗するのですが、皆の晴れやかになっていく表情を見るのは大きな喜びであり、人間の奥底にある無限のエネルギー、無限の可能性の触れたようで、充実感が大きく、気づきもありました。
また、受け手に手渡すことでこの哲学が一つの「型」となりました。
昨日の発表では
1)Where:現代をどういう時代と見るか
2)Who:自分とは何者か
への、自分なりの答えを持つことから、What/How まで発表いただきました。
大切なのは、メタ認知を持った上での、「己の存在」「存在意義の確認」および、それら自己肯定感を伴った、今やれる、やるべきことへの取り組みを自らの内から取り出すことですが、これは、言葉で言うほど易しいものではありません。
抽象レベルや具体的実行はもちろん、参加者各自置かれた環境や経験によって異なるのですが(26歳〜49歳)自分の中で今までより強く持てたであろうことと、それを問い続ける「型」をお渡しできたことが非常に意義があったと考えております。「型」は、受け手がいて初めて成立するものであり、改めて0期の皆さんありがとうございました。
一方で、共通するものもありました。発表者に共通した考えは、今、古い社会が明らかに解けていく過程にあることを認知しこれまでと異なる時代が始まろうとしている。自分も変わらなければならないという危機感でした。聞いているうちに「自分」と言う感覚は溶けていき、何か自分の多面性が目の前に出現しているような感覚になりました。それらは、アニメでいうと、宮崎駿の世界にあり、AKIRAの世界にあり、最近だと「海獣の子供」などで描かれるような、巨大な力が皆さんを通じて溢れ出ようとしてるように見えました。
幕藩体制から、国民国家と都道府県に変わったように、現在は、既存の株式会社や組織の型、そのものが解けつつある中、modified apitalism下での新しい共同体のあり方が求められているように感じています。それは、私の関心事なのですが、これからの社会が新しい組織のあり方を模索するに際して、その共創の基盤となりうるような、紐帯となるような一つのエネルギーが別々である個人(個体意識)から出てきたように感じれたことは大きな驚きと収穫であり、探していたものの型も見えた気がします。
財政を考えると、私たちは80歳まで働くことが必要となります。当然、心身ともに健康でなければできません。80歳でバリバリ動くには、身体トレーニングも必要です。しかし、それらを続けようと言う意思の力は、我々の内奥にあるエネルギーを引き出すことによってしか生まれません。
そうした、私たちの内奥に眠る力を引き出すことを研究する、Research Institute も視野に入れた動きをしていきたい、と考えています。
これこそが、色々とこんがらがった問題を、解決すべき手段のように思っています。
すでに1期はスタートしておりまして、9月〜12月で、2期を始めます。
よろしければ、この時代の波に乗っていくための「哲学の型」を一緒に学び、新しい時代を旅する仲間になってみませんか?
以下、オリエンテーションのご案内です。7/18と7/24に行います。
https://www.facebook.com/events/1661167987361212/
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