浦島太郎母
海に語りかけてみる
そっちの暮らしはどうですか?
街並みはずいぶんかわったよ
ちゃんとご飯は食べいる?
今日はカレーだったのよ
君の好きだった甘口の
帰りはいつになるのかな
ここに私はいないけど
いつまでも波を待ってるの
あなたが寂しくないように
箱を残しておこうかな
君の見ている幸せな
夢を私も見たかった
それでも恋しくなったなら
いつでも戻っていいんだよ
その頃私はいないけど
君は生きてると信じてる
【浦島太郎母 幸子の詩】
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