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カナダの林業学校に行こう。

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軍隊並に厳しかったカナダの林業学校で過ごした日々について。
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2022年1月の記事一覧

森をさまよう(上)

重いカフェテリアのドアを手でグッと押す。ギギッと音がしてゆっくりと開く。まだ11時前ということもあり、カフェテリアの人はまばらだ。今の時間帯は、林業学校の教官や学校に隣接する市の林業課に所属するレンジャー達がコーヒーを飲んだりして休憩している。Tim Hortonsのコーヒーとドーナツも置いてあるので、僕もクラスの合間に時々休憩に来る。今日はカフェテリアに休憩しに来たのではなく、テイクアウト用のランチを取りに来た。ランチが準備されているはずだが、どこにだろうか?キョロキョロと

森をさまよう(中)

previous page 学校を出たバスは町の中心部を越えて、森の入り口に到着した。教官のロブがバスを降りてゲートを開ける。森の入り口をバスがゆっくりと通り過ぎる。舗装された道路を通り過ぎ、林業専用道に入っていく。数十分ほど林業専用道を進むとバスが停車した。後ろの席から数人立ち上がり、昇降口の方に向かっていく。グループ1の5名がバスを降りるようだ。出口にいたクラスメイトが降りていく5名に声をかけている。「緊張している?」や「頑張れよ」という声が聞こえる。少し大袈裟かもしれ