高校教育について

まあ、どうこうしろ。って言える立場でもないけど、東大受かったし、世話にはなってるけど、ただ理解できないのは力学はニュートン力学で、最先端はわからないが、最低でも相対性理論の方が正確なのにニュートン力学で考えて、答えを出した人がテストで評価されるのはいまひとつ納得はいかなかったんだよね。今さらだけど。一方で、相対性理論は難しいし、出せる問題が限られてくるし、教育するのも面倒だし、今の教育を変えろとは思わないし、逆に言えば、ニュートン力学もわからない人を評価したくないのはわかるけど。一応、近似解としての価値はあって、スピードが遅いときにはニュートン力学は正しいんだけど、実際にはスピードは光速と比べれば遅いから、ウサインボルトだって、1秒で地球を7周半するほどのスピードじゃないから、まあ、ただ、正しくない理論で考えた答えを点数にする意味が僕にはわからなかったなあ。もちろん物理はできたし、ある意味、ニュートンのおかげで、実際、出してる問題自体はニュートン力学の範疇で理解できるし、それで(ほぼほぼ)正しい結論を導き出せるようにできてはいるんだけど、それが仇(あだ)で、アインシュタインにたどり着かないというか、つまり、力学を考えた場合にニュートンを選ぶかアインシュタインを選ぶかは実際的にはニュートンで問題ないけど、アインシュタインじゃないの?と思った。ただそれだけなんだけど。まあ、うちら東大だし、アインシュタインは東大に講義に来たから、贔屓にしてるだけかもしれないけど。ニュートンは来てないからね。つまり、考える時に頭使うし、頭使うと、脳がそれにフィットした考えになるんじゃないかなあ。と思ったりはするんだけど。まあ、今さら内容を変えろとは思わないし、言えないし、わからないけど、一方で、まあ、本当は相対性理論の方が新しいし、正確なんだけど、って言われながら、授業されてもやる気出ないけど、一方で、大学の講義で、君たちは高校で物理を習った際、ニュートン力学を学んだだろう。しかし、学術の世界では相対性理論が優位で、とか言われてもね。その人は物理系の人で、僕はそれなら相対性理論の問題が出るのかと思ってたが、そうでもなくて、確かに物理屋からすれば、ニュートン力学が最初なのは確実というか、それについてももちろん議論の余地はあるけど、相対性理論も、better idea than ニュートンってだけで、聞きにくいんだろうな。東大の人は意外と真面目だからなあ。まあだから、今を発展途上だと考えたら、何も教えれなくなるし、歴史みたいになるし、反対に完成してるものだと考えたら、って事で、ニュートンだかアインシュタインだか決着はつかないけど、高校は落ちこぼれを出さない事に重点を置いてて、大学は学問の世界だから。ただわかるけど、わからないというか、自分は生き物だから、振り返る事もできて、振り返った際にわからなくなるというか、なんのために勉強したのか。逆になんのための入試なのか。結果的には僕は相対性理論はわからなかったし、何もないよりはニュートン力学でも理解できてた方が良かったとは思うんだけど、まあ、ただ勉強するモチベーション自体は下がったというか、勉強が嫌だと言ってる小学生に逆戻りして、僕はそんな時代はなかったが、だって、まあ、とりあえず今受け入れられているだけのものを勉強しろとか言われてもなあ、って気はした。

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