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【一級建築士】花畠マル秘ノート<施工編>鉄筋コンクリート造①

コンクリートの種類

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施工で出題されるコンクリートについて整理したものです。ちょっと見ずらいかもしれませんがいろいろな種類のコンクリートがあって、それぞれいろいろな値が決められています。また、最近問題となったコンクリートの品質(時間が経過したコンクリートは使用してはならない)など運搬時間等の規定もありますので、そんな感覚で「そうなんだ」と気づくところから何度も見てほしいです。ここって必ず試験に出ますし、範囲が広いのでいろいろなひっかけ問題を出しやすい部分なんですね。比較しながら習得してください。

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コンクリートのひび割れ防止制御に関する基本事項です。これも絶対に出題されます。どこかの数値を変えて出題してきますので、どの項目の問題が出ても引っかからないように覚えましょう!

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コンクリートミキサー車からの現場での受け入れ時のことを荷下ろしと言います。普通コンクリートは30℃以下、軽量コンクリート,暑中、マスコンクリートは35℃以下があると覚えましょう(CFTは無視する)

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密実で硬いコンクリートが流動化コンクリートです。免震装置などを支える基礎などに必須です。

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工場や現場加工場で作るコンクリートで、長スパンの梁などの場合に採用しますね。たわみを減らすようにそり変えさせる(テンション)力を加えて、硬いコンクリートで製作します。これはもはや外せない種類のコンクリートですし、確実に出題してきます。

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寒冷地の場合の冬期に打つコンクリート(寒中コンクリート)は、セメントが固まりやすいので、混ぜる水を加熱しておきます。セメントの加熱はNGです。なので、荷下ろし時のコンクリート温度は10~20℃が基準となっています。なぜかこの類の問題が頻出しています。特に寒冷地の場合、という切り口で出題されることが多いですね。

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再生骨材コンクリートは、超長期と同様の強度を採用しなければなりません。標準が24N/mm2、長期が30N/mm2、超長期が36N/mm2。これだけは押さえておきましょう

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