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【一級建築士】花畠マル秘ノート<構造編>鉄骨構造について①【重要】


鉄骨造は鉄筋コンクリート造と違い、今度は靭性に富んだ構造体です。圧縮・引張り・曲げには強くなかなか折れることはありません。しかし、鉄骨造の弱点は座屈があるということです。これを防ぐために箱型断面を用いたり小梁を用いて座屈防止を図ります。基本的な部分の理解は大丈夫ですよね。

<曲けいを受ける場合(曲げ材の断面算定)>

細かな計算式は覚える必要はありませんが、計算式の意味を理解しておくことが文章問題を解くカギになりますので計算式に絡んでいるものが何かを押さえてください。①H鋼の断面積はウエブの断面積②H鋼は横座屈が生じるのでウエブの断面二次半径が絡んでくる③圧縮はフランジの断面積に関係する


座屈は鉄骨造で必ず出るー重要ポイントー①有効細長比と曲げ座屈の関係②有効細長比と断面二次半径の関係(公式の分母)はしっかり押さえましょう


断面二次半径と、断面2次モーメントの計算例です。忘れている人はもう一度確認しておきましょう

<局部座屈>

局部座屈の定義も必ず出るー重要ポイント-今度は幅圧比を問う問題です。フランジのウエブの場所は理解していますね。それぞれの部位で幅厚比の定義がされています。幅厚比が大きいと局部座屈しやすいので、部材の厚さと長さの関係をちょうどよくする必要があります。


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