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止まらないバイクにぶつからず、ベトナムの道路を横断するコツ

ベトナム名物と言っても過言ではないほど交通量の多い「バイク」。ホーチミンの歩道を歩くと、その交通量の多さに圧倒されます。信号で止まっている車の前には1台、2台、3台、と割り込んできて、気がつけば数十台のバイクが青信号を待ち構えています。

バイクが多い理由

そもそも、なぜベトナムにはバイクの交通量が多いのでしょうか。色々な事情が挙げられますが、下記が主な理由と言われています。

・駐車場が少ない
・公共交通機関が少ない
・大都市にありがちな交通渋滞を回避しやすい
・自動車に比べて、バイクの方が安価

確かに、これだけ理由がそろえば、バイクが移動手段になることは容易に想像できます。もちろん、渋滞問題は悪化し、排気ガスによる環境問題も悪化するため、このままで良いとは思いません。
それでも、人々が生活する上で欠かせない移動手段です。

人気のバイクは日本ブランド

ベトナムで一番人気のブランドは「HONDA」です。HONDAのスーパーカブが、ベトナムで最も人気の車種とか。日本でも、今でこそ数は減りましたが、スーパーカブの性能の良さは有名です。
そして、日本メーカーを選んでくれて、嬉しく思います。

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HONDAバイクの市場シェアは70%と言われており、その人気の高さは中古バイク市場でも同じだそうです。品質の高さに定評があるそうで、バイクでの長距離移動も日常茶飯事のベトナムでは、信頼できる乗り物のようです。

横断歩道の付近はゆっくりと

このように、バイクが生活に入り込んでいるベトナムですが、もちろん歩行者もいます。そんな歩行者が、どのように横断歩道を渡るのか実体験しました。

まず、歩行者用の信号が青に変わった時点で、右折か左折のバイクがたくさん走っています。ですが、少しずつ止まるバイクが増えますので、その隙に最初の一歩を踏み出します。

それでもバイクは走ってきますが、スピードが明らかに遅くなります。つまり、人が避けられるくらいのスピードで走りますので、気を付けていれば、ぶつかることはありません。むしろ、止まってしまう方が、バイクの人も驚いてぶつかる可能性があります。

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もちろん、決して安全ではありませんし、交通事故も多数起こっていると思います。ただ、歩行者とバイクが共存できるよう、お互いにタイミングを見計らう姿勢であることが垣間見れます。

歩行者とバイクの「あ・うんの呼吸」で、うまいこと横断歩道を渡れることが分かりました。

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