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研究者を視る!

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2019年4月の記事一覧

機械に命はあるのか。

もしあなたが非生物に愛を感じることがあっても,それは勘違いではないし間違いでもない. オリジナルメディアBoomBoomには今回の記事の他に数々のディープテックな記事が掲載されています. 1.情熱との出会い 2018年11月11日ー.この日の東京の空は曇り空だった. その日は母の誕生日で,私の25歳最後の日でもあった. そんな特別とも言える日に足を運んでいたのは,お台場で開催されたサイエンスアゴラ2018だ. 科学と社会のこれからをともに考え,互いの考えを尊重して未来を

アルファベットのアンチエイジング研究所。

わたしたちは,人生でもっとも壮大な謎のひとつである,老化に立ち向かう. Calicoは先端テクノロジーを,寿命のコントロールに関わる生物学を理解することに応用する研究開発企業です. 知識を人々がより長くより健康的な人生を送られるように使います. このミッションには,桁違いのレベルの学際的な努力と,すでに資金が投じられている領域での長期的な集中が必要です. Calicoという企業は2013年9月18に設立されたそうだ. どうして分かったか? Googleで「Calico f

デザインのさきを視る。

2019年,4月11日ー. 春に浮かれがちな私は「油断大敵」とばかりにひゅーひゅーと吹きあれる冷風に凍えていた. だが,体とは裏腹に心は温まるばかりだった."Tokyo Design Lab"のInspire Talksに出かける時間を設けられたのだ. Tokyo Design Labとはなにか? 虎ノ門駅から歩くこと10分.辿り着いたのはその開催地,新虎通りCORE. eventbriteという日常では珍しいアプリでチケットが管理されていた.私はチケットを発行したつ