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アルファベットのアンチエイジング研究所。

わたしたちは,人生でもっとも壮大な謎のひとつである,老化に立ち向かう.
Calicoは先端テクノロジーを,寿命のコントロールに関わる生物学を理解することに応用する研究開発企業です.
知識を人々がより長くより健康的な人生を送られるように使います.
このミッションには,桁違いのレベルの学際的な努力と,すでに資金が投じられている領域での長期的な集中が必要です.

Calicoという企業は2013年9月18に設立されたそうだ.

どうして分かったか?
Googleで「Calico founded year」と打ち込んでサイトがヒットし,リンクで飛ぶことができた.

あなたも知ることができるし,インターネットブラウザーを搭載したマシンとインターネット回線さえ保有していれば誰でも知ることができる.

Calicoは,そんなGoogleを生み出したAlphabetが営んでいる研究機関だ.

なぜAlphabetはCalicoを始めたのか?

上記冒頭で訳してお伝えした通り,Calicoの企業理念は「老化に立ち向かうこと」.
極めてシンプルに聞こえるが,そこに含まれる複雑な研究課題体系は想像に及ばない.

“Illness and aging affect all our families. With some longer term, moonshot thinking around healthcare and biotechnology, I believe we can improve millions of lives. ”
(病気や老化は私たちの家族全員に影響を及ぼします.ヘルスケアやバイオテクノロジーに対していくらか長期的な視点に立てば,百万もの命を救えると信じられます.)

これはAlphabetのCEO,ラリー・ペイジの言葉で,Calicoが設立された日にGoogleニュースを通して出された.

http://googlepress.blogspot.com/2013/09/calico-announcement.html

あくまで仮説にすぎないが,インターネットが存在し続ける上でGoogleは利潤を生み出し続けるだろう.しかしそれよりも長く続く可能性があるのは人間の営みだ.
(”可能性”と控えめに論じるのは,人工物の優位性がヒトに対して突き抜ける瞬間がくることを否定しきれないからである)

ネットに対抗するインパクトを持つ媒体をアップデートするのは,経済的な合理性の意味でも妥当なのかもしれない.
そしてもちろん,ヒトゲノム解読から10余年たち,ヒトをアルゴリズムの集合体だとみなして解決しうるのは世界で一番アルゴリズムに長けた企業だろう.

Calicoのインパクト

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続きはBoomBoomにて全文を公開しています.


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