スマホアプリの個人開発は稼げるのか?0→1ロードマップ #5 初めての主力アプリ
3作目となるアプリ
3分タイマーアプリと効果音アプリを作った経験から、次に作るアプリは、実用に耐えうるタイマーアプリに決めました。
当時使っていたアンドロイドスマホに、自分が気に入ったタイマーアプリが無かったというのも理由です。
実用性を考え、信頼の置けるアプリに仕上げるのがなかなか大変でした。具体的には、設定時刻になったらアプリがバックグラウンドにいるときやスマホをスリープモードにしていてもちゃんとアラームが鳴るようにする、ユーザーがマナーモードにしているときは振動で伝えるといったところです。このころは自分が作りたいものというより、ユーザー目線を意識していました。
また、アプリストアに表示される際、目を引くようなスクリーンショットにしたい。しかしアプリ自体はシンプルなものにしたかったので、ユーザーがボタンの色を自由に変えてアプリの外観をカスタマイズできるようにしました。
広告を表示する
アプリをシンプルなものにするため、バナー広告を常に上か下に表示するのはやめました。邪魔にならない場所はないかと思い、タイマーが作動中の時は数字によるキー操作はしないから、それを非表示にして数字キーがあった場所にやや大きめの広告を表示しました。これはのちのレビューで好印象であったと確認できました。
それともう一つ、初めてのインターステイシャル広告を実装します。表示のタイミングは、アプリを閉じる時、アンドロイドでは端末のバックボタンを押した時です。ただしアプリ終了時にインターステイシャル広告を表示することはGoogleのポリシー違反に該当します。当時は知らずにうっかり実装してしまいました。
収益の向上
アプリアップロードから数日が経ち、1日あたりの収益が16円となった日がありました。今までが10円にも届かなかったので、感動したのを覚えています。
インターステイシャルが単価が高いというのが実感できました。
後にGoogleよりポリシー違反の警告が来るのですが、数ヶ月の間はこれを主力のアプリにしようと思い、細かなアップデートや、アイコンの調整などをする時期が続きます。
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