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周りから見えない仕事の面白さ

就職活動、転職活動の仕事を選ぶ際に、こんな仕事していてすごい、すごくない。
みんなが知っている会社で仕事をしていてすごい、
知名度のない中小企業で働いていてすごくない、などの会話ってよくある話なのかなと思います。

仕事のすごい、すごくない軸は、その仕事に対して
できる能力を持った人が多い、少ないによって「すごい」「すごくない」軸や、周りの人がすごいと言っている、言っていないの周りからの評価軸が考えられます。

■プロフェッショナルとは

この話からある清掃会社での清掃員募集のためのヒアリングを思い出します。それは、ある清掃業者で働いている、いわゆる清掃員のおばちゃんの話です。
働きたい方に訴求するために、仕事の面白さ、やりがい、辛いことなどを聞いてました。
辛いことは、存在がないように扱われるや汚いようなものとして捉えられていること。例えば、ビルで清掃をして、ビルで働いているとと目が合っても、存在すら感じていないような感じだったり、すれ違う際に、汚いものみたいに、さっと横に避けられたりなど。

逆に、やりがいは、キレイにすること。
具体的には、キレイにすることで利用される方が気持ちよく感じてもらうことって言われていました。その際に、私が、汚いものをキレイにした際に、一番やりがい度は高くなるのかと質問した際に、それは間違っていて、
清掃のプロは、「キレイな状態を維持すること」と言われました。
要は、例えば、トイレ清掃などでは、便器は陶器のため、薬剤を使えば使うほど
陶器の劣化は早くなる。そのため、できる限り洗剤を多く使わず、場合により使わずにキレイな状態をキレイな状態に維持することがプロフェッショナルと言われました。

なるほどなと思ったと同時に、周りから、一般的に、そのようなこだわりや想いなどは理解されていない、伝わっていないな感じました。
こういうことが仕事を選ぶ中で知っていれば、仕事選びの判断軸や仕事に対しての見え方など変わってくるような感じがします。

表面的なもので判断しないことが重要で、やりがいや面白さは何なのかを捉えて仕事選びができると良いな、そんな世界が作っていきたい。

今、仕事選びをしている人はこの観点も見ていけると良いと想いますし、
今、仕事をしている人は自身の仕事の面白さ、プロフェッショナルって何なのか見つめ直せると良いなと思います。

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