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取り戻した「自分」


幼少時代は母親が大変厳しかった。
 
彼が野球をやりたいと言うと、
「不良がやるものだからダメ」と言われ、
将棋をやりたいと言うと
「将棋はおじさんがやるものだからダメ」と言われていた。
 
15歳までは、
テレビを見ることも固く禁じられていた。
母親は彼がテレビ見ないように電源コードをハサミで切っていたとのこと。
 
 
そのため、
相方と出会うまでは本心を喋れず心を閉ざしてしまっていた。
その後、相方の働きかけもあって「自分」を取り戻す事が出来たという。
 
 
そして、相方と共に独特のスローテンポ漫才を確立。
 
発言しそうなそぶりを見せておきながら、
あえて発言しない長い間と圧倒的な台詞の少なさから
M-1グランプリ決勝でも、
「あれは漫才なのか」
「時間が惜しくないのか」
という意見が出たほどだったが、
見事に優勝を果たした。
 

 
 
彼の名前は、

 
 
 
内間政成(スリムクラブ)

以上、『取り戻した「自分」』

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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