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#3 泡?粉?いや、お酢。

【 第一部 消火薬剤の初耳学 】

さて、昨日はなんで僕たち+maffsの消火器は、マット塗装に拘ったのかについて、お話ししました。

その際にも少しだけ触れたのですが、消火器に興味が無い皆さんが(悪く言うわけじゃなくて、みんな興味無いのが普通という前提ね。)、消火薬剤には目がありません!なんてわけがないのは分かっています。

でも、この話って、僕が消火器の話すると、イチバン「へぇ〜。」って言われることが多い話なのです。

一般的に皆さんが連想する、「赤い消火器」。あれの中身はどんな消火薬剤が入っているか、ご存知でしょうか?

僕の経験的に言うと、「泡」という人と、「粉」という人が多い。

正解は、、

どっちも。
#ごめんて

補足すると、消火器の薬剤は多種多様で、粉、泡、液体、ガスなど様々なのです。
ですが、今の日本における現実から言うと、「粉」というのが正解になります。

僕たちが生活していて目にする消火器のほとんどは、中に粉の入っている、粉末消火器です。
#粉と知ってるヒトだいたい悪戯したことある説

広範囲を素早く消火する事に長け、様々な火災に対応できる粉末消火器は、消火器選びの王座に君臨しています。

でも、これは、一定の広さのあり、換気能力の高い場所を想定した場合の話。

家の中だと考えたらどうでしょう?

一般的な粉末消火器を丸々一本使用して消火したとしましょう。

すると、消火器の中からは1キロ〜3キロもの粉末が勢い良く噴出されるのです。

この際のデメリットは大きく二つ。

① 消火しているそばから、微粉末が部屋中に充満し、視界や呼吸に悪影響を与えること。

薬剤に毒性はないですが、もちろん咽せますし、視界は奪われます。

② 消火後には家中に降り積もった消火薬剤のクリーニングは必ず必要になります。

家中に3キロ の片栗粉撒いたと考えてみてください。考えたく無い事態だと思います。
消火器の粉末は湿気と合わさると、モノを錆びさせる力が強くなる性質がありますから、家電製品などには大きな影響がありますし、掃除機のフィルターより細かな粉末は、一般的な掃除機では除去できません。
消火の際には、そんな事言ってられない。
確かにその通りだと思います。

ただし、あくまでも消火の際の話。

そんな性質から、僕たち+maffsの+住宅用消火器は、液体の消火薬剤を採用しています。

液体消火薬剤と一言に言っても種類は様々で、中には強アルカリ性の取り扱いに注意が必要な消火薬剤もあったりします。

+住宅用消火器の消火薬剤は、中性かつ、お酢の成分と食品原料から作られた安全な薬剤なのです。

液体消火薬剤は粉末と比べると、ピンポイントでの消火が可能で飛散も少ない。それに、例えば布団やクッションやソファーみたいに、厚みのある可燃物は、火種がどんどん奥に入ってしまうので、液体の「染み込む」力が更にメリットを生むのです。

ちょっと長々話しちゃいましたね。ごめんなさい。
#野比!
#起きなさい!

明日は、消火器についてるゲージの話をしようと思います。

【 第二部 みんな気づいていると思うけど 】

みんな気づいていると思うけど、僕が第一部の最初の題材として、消火器を選んだのは、僕が住宅用消火器売ってるから。

ってのは3割くらいの理由で、7割の理由は「僕の頭の中の引き出し」が結構たくさんあるからです。

分かりやすく言うと、時間稼ぎです。
#なんか響きが良く無いな
#お楽しみはディナーの後でみたいなほうがいい?
#なんかそんなドラマなかったっけ?
#知らんけど

今、消火器の引き出しひっくり返しながら、別の引き出しに何詰め込もうかと、焦っております。

防災の情報って、世の中に溢れていて、沢山の人達が真摯に、沢山の熱意と努力で情報を発信しています。

僕は、別に防災の覇権みたいな物を握りたいわけではないので、誰かと競うつもりは全然ないので、同じベクトル線上でクオリティ勝負みたいなことする意味はないよなぁと、思ってます。

僕らのコンセプト、「防災をライフスタイルに。」をきちんと感じられるものになるように、僕もコンテンツ作りをしていかないとなと。

だから、今僕は家の中を見回して、防災と〇〇の交差点を考える。っていう大喜利を日夜行っております。

困難考えてみて!があったら、無責任かつ気軽かつ乱暴に抱きしめて、あ、ちがう、無責任かつ気軽かつ乱暴にでいいので、コメントしてみてね。だった。

さて今日はこの辺で。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

では、最後に我らが志村けんさんを偲びながら、じゃんけんします。
#唐突
#ヒカキンがやってるからさ
#一回やってみたかったわけ

最初はグー。

じゃんけん


また明日。

防災をライフスタイルに。

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