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転倒を防ぐ方法は◯◯です!転倒予防の専門家でもある理学療法士が転倒予防に関して詳しくご説明致します。

高齢者が寝たきりになる要因としてかなり多いのが、転倒による骨折です。
特に脚の骨を骨折すると寝たきりになるリスクが増えます。

そして転倒しやすい人にはある共通点があります。

それは、

お尻の筋肉と大腰筋が衰えていることです。

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この筋肉の名前は中臀筋といいます。

この中臀筋が衰えていると片足で立った際に骨盤が安定せず体がふらつきます。

そして、ふらついた後に足を地面についた際もこの筋肉が衰えていると体をしっかり支えることができず転倒してしまうのです。

転倒しないためにもこの筋肉をしっかりと鍛えておく必要があります。

その方法として1番簡単で効果的な方法としては、四股スクワットがあります。

やり方としては、四股を踏む姿勢でスクワットを行います。

やってみるとわかりますが、かなりお尻の筋肉に負荷がかかっているのがわかると思います。

この四股スクワットを毎日行うことで転倒を予防することができますので、継続してやっていきましょう。

そしてもうひとつの重要な筋肉が大腰筋です。

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大腰筋とは、背骨と骨盤・股関節を繋ぐ筋肉です。大腰筋は上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であり身体の中心にある事から様々な動きに影響を与えます。

大腰筋の機能としては、

①重心をコントロールする
②上半身と下半身の動きを連動させる
③背骨を真っ直ぐにする
④脚を持ち上げる
があります。

普段歩いている時も大腰筋が機能する事で真っ直ぐ歩く事が出来、手脚を連動して脚を持ち上げる事が出来ています。

しかし、最近では大腰筋の機能が低下している方が多くなっています。

皆さんの周りに歩く時よくつまずく人、転倒する人いませんか?

そのような方は大腰筋の機能が低下しています。

そのままでは、将来的に転倒して骨折する可能性が増えます。

ではどうすれば良いのか?

答えは簡単です。

ハムストリングをストレッチしましょう。

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なぜっと?思われたかもしれませんが、実はハムストリングが硬いと骨盤が後ろに引っ張られて大腰筋は縮んでしまい機能できなくなります。

ですので、まずハムストリングをストレッチする必要があります。

ハムストリングは太ももの後ろの筋肉です。ここが硬いと前屈が硬くなります。最低でも床に指が届くぐらいにならないと大腰筋はうまく機能しません。

毎日ハムストリングのストレッチを続ければ徐々に効果が表れて、歩く時につまずく事なく転倒を予防出来ますのでぜひ実践して下さい。

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