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水泳の健康効果と浮腫や頻尿になる理由を解説

目次

  1. はじめに

  2. 水泳の浮腫改善効果

  3. トイレの回数が増える理由

  4. 水泳の他の健康効果

  5. まとめ


はじめに

こんにちは、理学療法士のけんぴーです!

みなさん、水泳を続けることで「なんだか足のむくみが減った」と感じることはありませんか?実は、これは単なる気のせいではなく、水泳の持つ健康効果の一つなんです。

今日は、水泳がなぜむくみを改善するのか、そしてその他にもどんな健康効果があるのかについてわかりやすくお伝えします。

水泳の浮腫改善効果

水泳がむくみの改善に効果的なのは、主に「水圧」と「血液循環の改善」によるものです。

水圧の効果

水中にいると、体に全方向から均等に圧力がかかります。この水圧が体内の血液やリンパ液の循環を促進し、心臓に血液を戻すのを助けてくれます。これが、むくみ解消に繋がるんですね。

例えば、デスクワークなどで足がむくみやすい方が、水泳をすることで足のむくみが減るのは、この水圧の効果のおかげです。

血液循環の改善

水圧の影響で、心臓に戻る血液の流れがスムーズになるので、特に足のむくみが解消されやすくなります。水泳後に「足が軽く感じる」と思うのは、血液循環が良くなった証拠です。

トイレの回数が増える理由

水泳をすると「なんだかトイレに行きたくなる」と感じたこと、ありませんか?これにはいくつか理由があります。

  1. 水圧の影響:水圧で体内の血液循環が促進されると、腎臓への血流が増えます。腎臓に流れる血液が多くなると、尿の生成も活発になるんです。

  2. 体温維持のメカニズム:水中では体温を維持するためにエネルギーが消費されます。この時、体内の代謝が活発になり、水分代謝も促進されるため、トイレが近くなることがあります。

水泳の他の健康効果

水泳にはむくみ改善以外にも、たくさんの健康効果があります。どんな効果があるのか、一つずつ見ていきましょう。

体脂肪燃焼とカロリー消費

水泳は全身運動なので、体脂肪を効率的に燃焼し、カロリーをしっかり消費してくれます。有酸素運動としても優れているので、ダイエットにもぴったりです。

基礎代謝の向上

水の抵抗に逆らって動くことで、全身の筋肉をバランス良く使います。これにより基礎代謝が上がり、日常生活での消費カロリーも増えるので、痩せやすい体質へと変わります。

心肺機能の向上

水泳は息継ぎのタイミングをコントロールしながら運動するため、自然と心肺機能が鍛えられます。継続的に水泳を行うと、持久力もアップしますよ。

肩こり・腰痛の改善

水中では関節や筋肉への負担が軽減されるため、肩こりや腰痛を持っている方でも無理なく運動できます。実際に、私の患者さんの中にも水泳を始めてから「肩こりが軽くなった」と喜ぶ方が多いです。

筋力アップ

水の抵抗を使ったトレーニングは、効率的に筋力を強化します。特に背中や肩、腹筋など、体幹の筋肉がバランスよく鍛えられるので、姿勢改善にも効果的です。

まとめ

水泳は、むくみの改善から筋力アップ、心肺機能の向上まで、さまざまな健康効果があります。週に3〜4回程度、無理のない範囲で続けていくことが理想です。

「最近、足のむくみが気になるな…」と思ったら、ぜひ水泳を試してみてください。楽しく体を動かしながら、健康的な体を手に入れましょう!

それでは、次回も健康情報をお届けしますね。けんぴーでした!

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