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在宅保健師等会の活動について

(記事作成:公益社団法人 国民健康保険中央会)

 国民健康保険中央会は、市区町村等の保険者が共同して、国保事業に必要な各種事業を行うことを目的に設立された公法人です。47都道府県に設置されている国民健康保険団体連合会(以下、「国保連合会」という。)を会員としています。
 保健事業に関しては、本会と国保連合会が共同して、国保データベース(KDB)システムの構築をはじめ、市区町村等においてきめ細やかな健康づくり事業の展開が図られるよう積極的に支援しています。これらの支援内容の1つに在宅保健師等会の設置・運営があります。
 在宅保健師等会とは、市町村の保健事業や地域の保健活動に寄与するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的として、全国39都府県(令和6年4月現在)に設置されている会で、約3,500名の会員が所属しています。会員は、自治体や医療機関等を退職された保健師、助産師、看護師、管理栄養士等です。
 活動内容としては、高齢者サロンや健康相談・健康教育など、市町村等からの依頼に基づく様々な事業への協力があります。これらの他、会員のスキルアップのための研修会や、会員相互の交流を図るための各種交流会等が適宜開催されています。
 在宅保健師等会に対しては、各国保連合会が様々な形で協力し、その活動を支えています。
 本記事をご覧になり在宅保健師等会に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、是非、お住まいの都府県に設置されている在宅保健師等会への加入をご検討ください。これまでの知識や経験を活かしてみませんか。
 各都府県の在宅保健師等会に関する情報は本会HPに掲載しています。
 https://www.kokuho.or.jp/hoken/home.html

執筆者:公益社団法人 国民健康保険中央会 常務理事 池田 俊明

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