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AED20周年記念サイト オープン!

(記事作成:公益財団法人 日本心臓財団)

 今年は、AEDを一般の人誰もが使うことができるようになって、ちょうど20年です。
 街中へのAEDの設置台数は急速に増え、現在では約67万台が設置されていると推計されています。そしてこの20年間に、約8,000人もの命が、その場に居合わせた一般の人によるAEDによって救われました。
 その場に居合わせた人が心肺蘇生とAEDによる電気ショックを行った場合には、なんと50.3%もの人が助かっています(2022年消防庁統計)。一方で、AEDによって電気ショックが実行された患者は、一般の人が目撃した心停止の約4.3%しかありません。
 AEDがもっと早く、もっと多くの人が使えるようになれば、助かる命が増えていくのです。

 日本心臓財団をはじめ、日本AED財団、日本救急医療財団、日本蘇生協議会、JEITA(電子情報技術産業協会)などが、今年、AED20周年記念企画実行委員会を立ち上げ、AEDと心肺蘇生の普及活動に力を入れています。

 いざというときには、ためらわずAEDを呼べる社会に。

執筆者:公益財団法人日本心臓財団 事務局

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