2億年のパワー

イチョウの葉が色づきはじめましたね。

いよいよ秋も本番になってきました。
秋の3か月を「容平」といいます。

咲いていた花は実を結び、種を仕込み
春に向けてまた新たな生命エネルギーの充填を行います。

私たち人間の身体も同じで、
春、夏、と外側に発散していたエネルギーが
内側に向かい、
冬を乗り切り春にまた芽吹くエネルギーを充填するのです。

エネルギーが方向変換するときは弱まり、
不安定になります。

例えば、
前に全力で走っていて、
急に180度ターンしてまた走る・・・

なんてときは、ターンのとき、
減速するし、転びやすいですよね。

それと同じで、
身体のエネルギーが方向転換する
季節の変わり目は、体調が不安定になるのです。

自分の身体、体調の変化に
いつも以上に気を配り、ケアを心がけてくださいね。

東洋医学では、
秋は、特に肺の仕事量が増える季節と考えられています。
夏にフルオープンだった汗腺、毛穴を閉じつつ、
冬の寒さに備えて、
免疫力を高めていく仕事をするのが肺なのです。

さて、この大活躍の肺を助ける食材が、ギンナン。

イチョウの種子ですね。

イチョウは約2億年の昔から存在し、
氷河期も耐え生き延びてきたパワーのある植物です。

その種子のギンナンは、漢方生薬では銀杏(ぎんきょう)と呼ばれ肺を潤す薬効があるとされています。


ギンナン、好きですか?

私は大好きです。
フライパンで炒って、塩ふるだけ。

いやぁ〜、これがうまい!

ビールにどんぴしゃ!

・・・あ、ビールは体を冷やすのでほどほどにしましょうね(^^)


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