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加齢はいつも初体験

年齢を重ねるのは、若かろうが、年老いていようが、その人にとってはどんな年齢でもいつも未知の世界、初体験となります。
だからこそし失敗は許されないと思いがちですが、長い人生においてどんな成功者であっても、何かしら数多くの失敗を重ねていると理解しておくことが適当ではないでしょうか。

健康における失敗、病気

健康面における失敗は、いうに及ばず病気です。感染症なら何らかの事情・理由で感染したのだから、やむを得ません。ことが生活習慣病となると、発病するまで「長い間、何していたの?」などといわれかねません。

重症は再起が大変

この中には本人がさして問題ないだろうと長年にわたり高血圧や脂質異常症などを放置し、突然に脳梗塞を起こして半身不随になるなどということも起きます。脳梗塞は医療者は気がつかないほど軽症であっても、案外ても嚥下に障害が残り、わずかながらマイクを通すと声色が変わっていたなどということをききます。

声色などは、日頃から同一家庭や頻繁にあっている人しかわかりません。まして医療機関にかかかるのは同じでも、期間を置いたり、担当医などが変わると、本当の声を知る由もありません。まして重症ともなれば、嚥下のみならず片麻痺も強く出ることになり、不自由さが増します。それだけ再起を期すにはリハビリも効果的に行う必要があります。

ただ、リハビリ期間が長くなると、リハビリは毎日行い必要があるにもかかわらず、日本の診療報酬上は徐々に頻度を下げる方向に働きます。自分で自主的にリハビリを自主的に自立して行えるようになっていればいいのですが、案外これには程遠い状況でリハビリ回数が減らされてしまう人も多いようです。その点で、再起が大変だと思います。

先ずはダイエットで大病から遠ざかる

中高年になると、生活習慣病になる確率は高まります。その多くは歩かないことや腹囲が大きくなりすぎるなどで、毛細血管も相対的に減り、手足の冷えを感じるなどという人は発病前でも要注意です。

大病したくなければ先ずはダイエットに本格的に取り組むことが大切です。ダイエットも「食事制限ダイエット」などに偏るのではなく、胃の大きさを意識することが大切です。

減食で胃を小さくする

今日は外食もボリュームが多すぎます。カロリーばかりを意識しすぎていますが、量がおおければ胃の大きさは本来の大きさに戻りません。大きくなった胃を本来の大きさに一旦戻すまでは、細胞の代謝から半年余りかかるといわれます。まずは、その間しっかりと減食することが必要です。

すると胃が元の大きさになると、外食しても案外多すぎて食べることができずに、自然に残すことになります。

病から遠ざかる食事や運動は、初体験がある

生活習慣病は発病するしないに関わらず、問診や血液検査などから異常が指摘されたら、それをあらためる必要があります。こうした病に戸惑い、そこから遠ざかろうとする食事の改善や運動の再開や見直しというと、誰しも1度は初体験の時があるはずです。

加齢も初体験なら、発病も初体験ということですが、幸いに生活習慣病は本格的な発病までにある程度時間的余裕があります。高血圧や脂質異常症などのような比較的軽めの異常があるそいう指摘に敏感になることが大切です。食事の改善、運動の再開などですが、心肺機能も加齢や身体の活動状況に応じて落ちていますから個人差が大きいといえるでしょう。

ダイエットは、歩くことからはじめる

これまた、年齢相応に初めての体験です。
運動といっても心臓に過度に負担とならないよう、まずはゆっくり歩くこと、慣れてくればペースを上げるつもりで始めます。焦ってはいけません。歩くという運動をはじめて、慣れてくれば食事の減食をセットにしていきます。

ダイエットに失敗はつきもの

一度ダイエットを途中で放り出した、という人がほとんどです。皆さん初体験で失敗しても、何度も挑戦してください。人生は一度だけです。失敗に失敗を重ねないと、何事にも成功に結びつかないのと同様に、何度も挑戦しましょう。

ダイエットは、時間軸にも目を向ける

何度失敗しても挑戦し続けることは大切です。但し、加齢とともに発病の危機も近づいていることをお忘れなく。時間の経過とともに大きな病気に繋がりかねません。その為にも、発病を少しでも先送りする方法として、必ずよく歩くことを心掛けましょう。

毛細血管はよく歩くことで維持しやすくなり、歩くことで赤血球も柔らかくなり、毛細血管に入り込みやすくなるといわれます。もちろん歩けば歩くだけ、ダイエットできます。些か極端ですが、時間の節約になる方法は2ヶ月間毎日20㎞から40㎞を目標に徹底して歩きます。但し、痛みがある人は、痛みをなくしてから挑戦してみましょう。


宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。