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2022年に読んだ本

こんにちは、ソフトウェアエンジニアのkentaroです。
このエントリーはトレタ Advent Calendar 2022の24日目の記事です。

私事ですが、12月頭に第二子が誕生しただいま絶賛育休中です。
休暇中に仕事のことを書くのもなぁということで、今回はライトに今年読んだ本を紹介していきたいと思います。

所感

書籍の羅列の前にまずは所感を

入門はハンズオン形式(が自分には合っている)

何か新しいことを始めるとっかかりとしては、実際に手を動かしながら読み進めていくハンズオン形式のものが合っていると感じました。
逆に説明のみ記載されているタイプのものだと、自分の中に土台がないうちは読み進めること自体が辛かったり、読んだもののイマイチ内容が頭に入ってこないことが多い印象です。

スキマ時間を使うなら読み物系

上の子の送り迎えやその準備、下の子のミルク・オムツ対応やその他諸々の家事が今の自分のやることの大半を占めています。
特に下の子はまだ睡眠が安定しておらず突発的に対応が必要になることもしばしばです。
まとまった時間を確保しづらくなった分、スキマ時間を上手く使うことがこれまで以上に重要になってきました。
スキマ時間の有効活用という観点だと読み物系の本が合ってるかなと思っています。本1冊あれば完結し、さっと読書できるためです。PCやノートがなくてもいい点が手軽です。
最近は両手が塞がっているときに電子書籍を読むのもアリかな?と思っていますがまだ試せていません。

技術書以外も読むと気分転換になる

職業柄ついつい技術書を手にとってしまいがちですが、たまに他のジャンルの本を読むと気分転換ができていいことに気が付きました。
比較的サクッと1冊読み終えることができるものが多く、達成感を気軽に味わえるのもポイントです。(早く読めるかどうかは内容と量に依存しますが)

以下今年読んだ本です。

1月

ハンズオンNode.js

JavaScriptの基礎からHTTPサーバとHTTPクライアントの作成、リアルタイムWebアプリケーション(ポーリング・ロングポーリング・SSE(Server Sent Events)・WebSocket)、データストレージの扱い、ユニットテストとデバッグ、パッケージ管理…等幅広い内容がカバーされています。

実際に手を動かして理解していく作りになっており、Node.jsをはじめる際の1冊としては非常にオススメです!

Design It!

ソフトウェアアーキテクティングの入門書。
エンジニアリングの観点だけではなくステークホルダーとの関わり方についても触れています。
後半は関心事別のアクティビティが紹介されていました。

Googleのソフトウェアエンジニアリング

Google社内のベストプラクティスを文化、プロセス、ツールの側面からまとめた書籍です。
参考になるものもあれば、規模感がデカすぎて参考にならんなというものもあったなという感想です。

2月

UMLモデリングのエッセンス 第3版

UMLについての本を読んでみたかったので読んでみました。
著者はあのMartin Fowler氏です。

問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本

数学に自信がなかったので、基礎から身に付けたいなと購入。
図解が多くわかりやすかったです。
まとまった時間があるときに少しずつ進め、4月までかけて完走しました。

3月

採用基準

TLで見かけたので気分転換に読みました。

4月

ソフトウェアアーキテクチャの基礎

トレタでは本書の輪読会を行っていますが、自分は時間帯が合わず参加できていません。

本書については下記の書評が大変参考になります。

5月

良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

文章が平易で具体的なコード例も豊富なので、設計のとっかかりとして読んで見るのがいいのかなと感じました。

プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで

昨年から引き続き今年はガリガリTypeScriptを書いており、ちょうどいいタイミングで書籍が発売されたので購入。
TypeScriptの仕様・機能が丁寧に解説されており、オススメの1冊です。
業務中も手元において参考にしていました。

6月

HTML解体新書

TLで見かけて購入。がーっと一通り読んだ程度ですが、根拠の記載が徹底されている印象でした。

7月

Web APIの設計

API設計をどう考えるといいのか?がまとまった良書です。
具体例も豊富でした。

8月

いずれもTLで見かけて読みました。

その仕事、全部やめてみよう

超ファシリテーション力

9月-10月

中だるみで2ヶ月で1冊

OAuth徹底入門 セキュアな認可システムを適用するための原則と実践

なんとか読み切ったがあまり読みやすいとは言えなかったです。
また改めて読んでみるか、別の認可系の本を読んでみるか迷い中。

11月

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

かの有名な徳丸本をようやく読みました。

「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック

読書に関するtipsが色々紹介しています。
その中から自分に合うものを試してみようと思いました。
サクッと読めるので気分転換にもオススメです。

読みやすいコードのガイドライン

文章が読みやすく、コードの具体例も豊富なのでオススメです。
ソースコードの言語はKotlinですが、プログラミング経験があれば問題なく読めると思います。

この本を読んでKotlinを書いて見たくなりましたが、そろそろRustにも手を出しておきたく悩ましいです。
やっぱRustかな…

12月

Lean UX 第3版

定番っぽいですがこの度初めて読みました。
特にPC等手元になくてもいけたので、スキマ時間に読み進めました。

おわりに

ライトに…と思っていましたが結構な分量になってしました。

ムラがあるものの2022年は1ヶ月1冊以上読書できたので及第点かなというところです。
2023年は1ヶ月に2冊以上読書できればと考えています。

トレタの話はあまり出てないので唐突感ありますが、エンジニアの募集を全方位で行なっているのでお決まりのアレをおいておきます。
もし興味ある方いましたらお気軽にお声がけください!


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