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音楽 / 今月のお気に入り 2022年4月

2-3月も目まぐるしく過ぎて、もう4月となってしまった。しばらく書いてなかったので、今回は2-3月によく聴いていた曲を思い出しつつ書いてみる。

1.KOЯN - Forgotten
KOЯNのアルバムは、初期数作以降は全く追っていなかったのだが、今回久々に新譜を聴いてみると中々の良作だった。1曲1曲がコンパクトにまとまっており、ヘヴィなリフでも曲全体はキャッチーで聴きやすい。今後少しずつ未聴のアルバムをさかのぼって聴いていきたい気持ちになった。

2.Kreator - Hate Über Alles
今年6月発表予定のニューアルバムからの先行シングルだが、相変わらず勢いがありながらメロディアスな部分もある素晴らしい曲。
80年代にデビューしたスラッシュ勢の中では、彼らは今でも一番現役感があって格好良いと、個人的には思っている。2001年のViolent Revolution以降いずれも良作を発表しており、今回もかなり期待している。

3.陰陽座 - 甲賀忍法帖
陰陽座はこれまでしっかり聴いたことがなかったのだが、最近Youtubeで偶然この曲を耳にして以来よく聴いている。サビのメロディがキャッチーで好き。

4.Darude - Sandstorm
この曲も陰陽座同様にYoutubeで最近知った。否応なしに気分が上がるトランスの名曲だ。

5.Big L - Put It On
90年代ヒップホップの名盤をふと聴きたくなり、Big Lの ”Lifestylez Ov Da Poor and Dangerous” を最近聴きだした。
Jazzyで重いベースラインの上にリズミカルなラップが乗って、素直に格好良いと思える。

6.Hatebleed - Set It Off
Hatebleedも久しぶりに聴きたくなり、未聴だったカバーアルバム ”For The Lions" を試聴してみた。
色々なバンドをカバーしているが、やはりニュースクールハードコア元祖のMadballの曲は彼らのオリジナルのごとくハマっており、最近のお気に入り曲の一つ。

7.Venom Prison - Judges of the Underworld
雑誌ヘドバンで前作から押されているバンドだったので、ニューアルバムを聴いてみたらこれが良い。前作はさほど良いと思えなかったのだが、今作は曲にフックが増しており、所々にメロディアスなGtソロや時にクリーンVoも混ぜてくる。明らかに進化しており今後が楽しみだ。

8.Zeal & Ardor - Emersion
元々はアメリカ黒人音楽とブラック・メタルを融合させるとのコンセプトで始動したプロジェクトの新作から。これまでのアルバムは、コンセプト自体は面白いもののそれに縛られ過ぎている印象も受け、個人的にはあまりハマらなかったのだが、今作は上手く融合しており一歩突き抜けた感じ。最近の愛聴盤。

9.Scorpions - Blackout
Scorpionsがニューアルバムを出したのをきっかけに、彼らが過去のアルバムを2015年にリマスターしているのに気付いた。曲のキレや迫力が増していて良いリマスターだ。

10.SHOW-YA - 限界LOVERS
こちらもなんとなくネットで見かけて聴き始めた。曲自体は知っていたが、しっかり聴き込んでみたのは今回初めて。寺田 恵子の歌が圧巻の曲だ。

11.宇多田ヒカル - 君に夢中
宇多田ヒカルの新作が素晴らしく、2‐3月はかなりヘビーローテーションしていた。曲自体が良いのはもちろんだが、アレンジや音質も最高。

12.Chvrches - Bitter End
いつの間にか最新アルバム "Screen Violence" のディレクターズ・カット版が発表されていて、新たに新曲3つが加わっていた。これらの曲がいずれも良く、特にこの曲はスピーディーながら哀愁があってかなり好き。

13.Burial - Strange Neighbourhood
イギリスのテクノミュージシャンBurial、彼の存在を知ったのは2年程前であり全く詳しくはないのだが、久々に新譜が出るというネット記事を見かけたので聴いてみた。
ジャンルでいうとアンビエントテクノになるのだろうが、様々なフレーズの断片が積み重なって曲になっていく感じが個人的にはThe KLFの "Chill Out" を想起させ、結構気にいって聴いていた。

14.J Dilla - Requiem
2‐3月にNHKで「星野源のおんがくこうろん」という番組をやっていて、これがなかなか面白かった。初回のJ Dilla特集でTrashyという曲が紹介されていて気になったので探してみたら、SpotifyにもRequiemと名前が変更されて入っていた。
Jazzyなピアノとビートのシンプルな組み合わせで構成されたインストなのだが、つい耳を奪われるところがセンスなのだろうな。

今年は様々なアーティストが次々と新譜を出していて(コロナでツアー等の興行があまり出来なかった影響も大きいのだろう)、今月も色々なアルバムを聴いている。次回はなるべく1か月以上過ぎる前にnoteを書くようにしたいが…。

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