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コロナに負けるな! 食べて元気に😀 ③

今回は免疫力アップに関わる栄養素『ビタミンD』と『亜鉛』をご紹介します。新型コロナウイルスが流行りはじめの頃から、ビタミンD、亜鉛、ビタミンCなどはコロナウイルスに対して有効ではないか、と言われてきました。今回は『ビタミンD』と『亜鉛』に焦点をあてて情報をまとめます。

1) ビタミンD

ビタミンDには「マクロファージ活性化」「サイトカインストーム抑制」という免疫力をアップさせる効果があります。

マクロファージ活性化:体に侵入した細菌やウイルスなどを食べる働き(マクロファージは白血球の一種、感染して一番最初に出動するものです。

サイトカインストーム抑制:細菌やウイルスなどの外敵に細胞が攻撃されると、細胞自身がサイトカインという物質を放出します(感染の最終段階に当たります)。この物質は強力なのですが、細胞自身も壊してしまうくらい強いものです。感染末期になると、このサイトカインを出しすぎる状態になることがあります。これがサイトカインストームという現象です。ビタミンDが十分に体内にあると、免疫機能を上手に調整してサイトカインストームを抑制します。

ビタミンDが豊富な食材は、魚(いわしの丸干し、鮭、うなぎのかば焼き、
身欠きにしん、さんま、しらす干し)、きのこ(しいたけ、マイタケ、きくらげ、エノキタケ、エリンギ)、海藻類(ひじき、もずく、昆布、わかめ、
きくらげ)、チーズ(パルメザンチーズ、カマンベールチーズ、プロセスチーズ、ヨーグルト、牛乳)などです。

ビタミンDは、日光に当たると自分でも作り出すことができます。日光に当たってないなあって方はサプリメントでも良いそうです。

2) 亜鉛

美容に詳しい方はご存知ですね。亜鉛不足はお肌の大敵です。不足すると、味覚障害、免疫力の低下、爪や皮膚の異常、成長障害、ED(男性)などが起きるそうです。偏った食事や、極端なダイエット、お酒の飲み過ぎが原因となるそうです。

でも大丈夫ですよ。牡蠣、あわび、たらばがに、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、アーモンド、落花生などお酒のお供にいっぱい含まれています(ちょっと飲みすぎてしまいそうですが・・・😅😅😅)。

日本オーソモレキュラー医学会の柳澤先生も興味深い報告を投稿されています。『(1)細胞内の亜鉛が十分であると、コロナウイルスのようなRNAウイルスの複製が阻害される。(2)ヒドロキシクロロキンと併用して亜鉛の細胞膜透過性が高まる。』


3) サプリメントを利用する場合

参考資料としてオーソモレキュラー医学会の記事を掲載しておきます。

私自身は、かかりつけのお医者さんと相談で目安を決めています。上記リンクの量と全く同じというわけではありません。不足しがちなビタミンC、ビタミンD、亜鉛を摂取しています。くれぐれもとりすぎないようにご注意ください。食べ物からも入ってきますので。





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