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過去を覚えている人と覚えていない人の違いは?

過去に経験した出来事の記憶を「エピソード記憶」といい、エピソード記憶とは、個人が経験した具体的な出来事や体験に関連する記憶のことを指します。これは、時間や場所、情景、感情などの詳細な情報を含む記憶であり、個々のエピソードとして保存されます。例えば、初めて自転車に乗った日や友人との旅行の思い出などがエピソード記憶にあたります。エピソード記憶は宣言的記憶(意識して思い出すことができる記憶)の一部であり、一般的には、自己の体験や出来事の記憶を扱います。
つまり、過去を引きずる人は過去を振り返る時間が長い人です
不快なエピソード記憶を繰り返し思い出すから、脳がそれを「重要事項」と判断し、重点的に強化してしまいます
その出来事が脳内で完結していないのです
逆に、過去を振り返る時間がない人はエピソード記憶が定着しません
昨日の出来事すら覚えていない人の脳は、待ち合わせの約束を忘れて遅刻するなどの不便な点がありますが、嫌なことをすぐに忘れるというメリットもあります。
過去の苦い思い出を繰り返し思い出すときは、体を動かしたりして、意識を身体に向けることで忘れることができます

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