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フォーカルジストニア快福堂
この記事では、音楽家のフォーカルジストニアの紹介と体の専門家から見た回復への道筋をお伝えします。
こんにちは、身体の本来持つ力を引き出すアレクサンダーテクニーク教師の土橋健一です。
これまで演奏者などプロアマ問わずアーティストの方を中心に10年間で約1000人以上の方に、思い通りに体を動かす為の体の使い方をお伝えしてきました。
その中でフォーカルジストニアという音楽家特有の症状を持たれる方へのレッスンも行ってきました。
ここでフォーカルジストニアとは何か?現在の医療の一般的な見解を紹介します。
音楽家のフォーカルジストニアとは?
楽器演奏における特定の動作のみ、身体のコントロールが思い通りにならなくなる病気です。脳や脊髄・手などに病気があるわけではありません。
原因は?
残念ながら、原因はよくわかっていません。
手と脳は密接に関係しており、演奏訓練を続けることで、手に対応する脳の部分が発達することがわかっています2。
長時間の練習や複雑な演奏技術、レパートリーの変更、心理的ストレスなどがきっかけとなり、手と脳の関係に異常をきたし発生するのではないかと考えられています。
治療は?
ジストニアの治療には、これが絶対という確立された治療法は、残念ながらまだありませんが、
・くすり
・ボツリヌス毒素注射
・外科手術
・リハビリテーション
などがあります。
現状の医療では原因も不明、治療法も確立されていない病気だとのことです。
ですが、私はこれまで数人のフォーカルジストニアの症状を持つ方と体の使い方のレッスンをさせてもらった経験からフォーカルジストニアは適切にアプローチすれば確実に回復していく症状だと考えています。
そもそも私はフォーカルジストニアは病気だとは考えていません。
私たちは何か行動をするとき、必ず身体が反応します。
誰かと話すとき、声を出すことに身体が反応し、人の声を聞くとき身体は反応します。
楽器を演奏するときも、演奏するという行為自体に身体反応が伴います。
フォーカルジストニアとはこの身体反応(体の癖)が過剰になっていて自分でコントロールできなくなっている状態だと思われます。
ですので解決法としては、この過剰に出ている身体反応を抑制することができればば症状はおさまってくると考えています。
ここでどうしてこのような過剰な身体反応が出るようになったのか?を考えてみます。
原因は人によって様々ですが、大きくはメンタル面からの影響と身体面からの影響に分けられると思います。
メンタル面では、過度な拘りや過度なプレッシャーを自分自身にかけてしまい、過緊張を身体に起こしてしまうことが考えられます。
さらにそのような心理状態で、練習を重ねるとますます身体は緊張し症状は悪化します。
このような原因を考えると、フォーカルジストニアの回復には、心理面の変化を促していくことと、身体面の変化を促していくことの両方のアプローチが有効だと考えます。
そこで今回、ピアノ講師でNLPプラクティショナーコーチでもある結星蓉子さんとフォーカルジストニアの回復に心身両面からアプローチするセッションを始めることにしました。
結星蓉子さんは、10年前にフォーカルジストニアを発症され、NLPという実践心理学で心理面を学ばれ、私のアレクサンダーテクニークのレッスンも受講されてから約2年ほどで現在では8割方症状が回復され、現在も順調に改善し続けています。
結星蓉子さんとの体の使い方(アレクサンダーテクニーク)セッションhttps://youtu.be/zyhxFT7gXno
結星さんは、メンタル面のカウンセリングセッションを担当し、私土橋が身体のセッションを担当します。
身体の動きの快さを感じながら演奏する楽しみを頂きたいと言う願いから、
屋号をフォーカルジストニア快福堂としました。
フォーカルジストニアは決して治らない病気ではありません。
もちろん簡単ではありませんが、適切な手順を踏んで焦らず取り組んでいけば必ず回復していきます。
興味のある方がおられましたら一度ご相談ください。
「フォーカルジストニア快福堂」無料ライン相談はこちら
https://djq30f6d.autosns.app/line
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