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記録から心が動く瞬間に気づく

みなさま、こんにちは。
物事を「引用・気づき・行動」にてアウトプットするアウトプットリーダーきらけんです。
私は会社員(IT営業マン)として働きながら、日々、学びに時間を費やしています。
本日の学びは、『記録から心が動く瞬間に気づく』です。

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「人生の大事な場面では、どんなに自分が望んでいたとしても、最終的には他人に決定権がある」

どんなにこの会社に入りたいと思っていても、採用するかどうかを決めるのは会社
どんなにこの人と結婚したいと思っても、結婚を承諾するかどうかを決めるのは相手
どんなにこの部屋に住みたいと思っても、賃貸で貸すかどうかを審査して決めるのはオーナー

(出典:高橋浩一『なぜか声がかかる人の習慣』日本経済新聞出版、2021年)

そうなのだ。
人生の大事な場面に限って、決定権は相手にあるのだ。
入りたい会社には、会社のことを調べて調べて調べ尽くして、どのように会社に貢献できるのかを面接で伝える。結婚したい相手には、相手のことを調べて調べて調べ尽くして、愛情を伝え、交際によりさらに相手のことを知り、プロポーズにてどのように相手と将来を築くのかを伝える。住みたい部屋のオーナーには、オーナーのことを調べて調べて調べ尽くして、すぐに入居する意思があることを伝え、賃料収入に滞りがないことを伝える。

このようにして考えると、相手にイエスの反応をもらうために、相手のことを調べる必要が生まれる。相手を調べて調べて調べ尽くして、相手の心が動く瞬間に詳しくなることが重要だ。
そして、まず自分の心が動く瞬間に詳しくならなければ、相手の心を動かすことはできない。

では、自分の心が動く瞬間はどのようにしてわかるのだろうか。

日常を振り返ってみる。
いつ自分の心が動いただろうか。

学生時代、部活の最後の試合で涙したときだろうか。
新社会人になり、怖いお客さまから注文をもらえたときだろうか。
結婚して子どもができ、初めてしゃべったときだろうか。

憧れの歌手のコンサートに行き、一番大好きな歌を歌ってくれたときだろうか。
恋人の手料理を初めて食べたときだろうか。
テレビで、サッカーワールドカップを観たときだろうか。

相手の心を動かすために、もっと自分の心が動く瞬間を増やしてもいいのではないだろうか。

昨年、年間50万円以上を自己研鑽に投資した私が、身を削って身につけた術を紹介する。
それは、記録することだ。

何をいまさら。
そう思ったかもしれない。けれども、この記録が力になる。

例えば、スマホだ。
ぼーっと見ていると、何十分経っても、何時間経っても何も残らない。
ネット記事でも、画像でも、動画でも、次から次へのレコメンドが滝のように流れてくる。
この滝を塞き止める。

「あっ、いいこと言ってるな」と思った瞬間を記録するのだ。
テキストだとコピペ、画面のスクリーンショットもできる、場合によっては録音や録画を駆使してもいい。その自分の心が動いた瞬間を封じ込める。
そのコピペなり、スクリーンショットに対し、自分の気づいたことを書くのだ。
「このネット記事を見て、職場でのコミュニケーションに使える」
そして、これをどう実行するかを考えて書き記す。
「同僚の顔を見て挨拶してみる」

このようにすることで、自分の心が動いた瞬間が理解でき、実生活で実感できるのだ。
これは、スマホに限らず、書籍を読んだとき、映画を観たとき、講演に参加したとき、YouTubeを観たとき、どんな時にでも活用できる。

あえて、記録を残すのだ。
そして、書き記したことを振り返ってみると客観的に自分を捉えることができる。そして、その振り返りからあらたな発想が生まれるのだ。

記録するものはデジタルでもアナログでもいい。
けれども、あえてアナログで一度記録してみて欲しい。
手書きで書くことによって、考えをアウトプットして、書き出された文字を見てインプットする、反復・反芻ができるからだ。

おすすめのノートがある、海の出版社から発売されている「リーディングノート」だ。
手書きで書き記すことに最適化されている。
読書量を増やすこと、読書を記録すること、読書をまとめること、読書を実践すること、読書で出会うこと、書店と出会うこと、本と出会うこと、思考を広げること、世界で1冊だけの本を創ること、新しい自分と出会うこと。この10の目的に対応された13種類のノートが1冊になっている。
もちろん、読書だけが対象でない、自分の心が動いたあらゆる瞬間を記録できるのだ。

私は、この「リーディングノート」を活用して、2022年の学びの記録という1冊の本を創った。
この本には私の心が動いた瞬間がちりばめてられている。
まるでダムのように、心の動いた瞬間が溜まっているのだ。

ぜひ、心の動いた瞬間をためてほしい。

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本日の学びは、『記録から心が動く瞬間に気づく』でした。


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