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記号論と骸696さんという怪人がおりまして、の話。

こんにちは。けんじゅーです。
なにかと便利なコドモオジサンです。
一日一回は世界平和と自分を含むすべての人たちのダイエットの成功を祈りつつ、ご飯をそこそこ食べる日々です。
意識してそこそこ食べる 】は続行中です。
自分に甘々なスイーツ野郎おじさんである事は百も承知ですが、マジで偉いと思います。両手放しで自画自賛です。
だってさ、ご飯って美味しいんだもん。

お肉も魚も美味しい。野菜大好き!お米最高!アイラブ お米 ♡ Yeah!!
和食・洋食・中華・アジアン・イタリアン etc ・・・ なんでも大好き。
嫌いな食べ物も苦手な食べ物もありません。ほぼ美味しく生命を頂いてます。
全ての食物 RESPECT!オールザッツご馳走様です!!
スキキライは無い(つもり)ですし、今のところ食べ物系でアレルギーもありません。
ただ食べられない物は梅干と納豆。スキキライとかでは無く、ただただ食べられない。どうしても食べられない。突き詰めると食べたいと思わない。口が、体が欲し無いから仕方がない。
でもね、セロリは最近少しづつだけど食べられる様になったよ!
あとグミの食感が苦手。口に入れると哀しくなるから。
葡萄はすっごい大好きなのにレーズンになると食べられない。アレってなんなんですか?なんであんなグニャっとブニュっとした食感にするんですか?葡萄に喧嘩売ってます?
それから辛過ぎる料理の意味が良く分かりません。
この件についてはまたの機会があれば。

私はサラダバーが大好きおじさんです。

医療用のサポーターギプスにて可動域が制限されている期間が無事に終わりましたが、折角なので意識して食事量を抑える期間は続行中。そろそろこの食事量でも身体は何とか馴れてきた気がします。と言っても、たまに外食とかしちゃうとやっぱり一杯食べちゃうんですけどね。
サラダバーなんてあったらお代わり何度もしちゃうお野菜大量摂取おじさんです。野菜だから、サラダだから大丈夫!きっと大丈夫。
ビックボーイが近所にあればいいのに。

ちょっと奮発してシズラーだって構わない。

どっちもサラダバーがメインのレストラン。肉とかハンバーグは添え物と化します。もうサラダバーオンリーで充分です。もうサラダバーしか食べません!あ、いや。それはちょっと言い過ぎたかと即行で反省しますが、それくらい私はサラダバーが大好きなのです。

可動域の制限が無くなりやっと日々のルーティンに戻してリハビリ兼ねてchocoZAP。ビックボーイやシズラーと違って歩いて直ぐに在るのは便利だけどご近所以外の利点はほぼ無しでお馴染みのchocoZAP。

chocoZAPはフィットネスの記号化を目論む。

すごいよね、chocoZAP。
月額2.980円で、全国どの店舗でも24時間、365日使えるの。スパルタで高額なRIZAPが完全に振り切ったコンビニエンスなトレーニングスペース。マシンジムだけじゃなくて店舗に拠ってはワークスペースとかあるし、店舗に拠ってはネイルとか脱毛とかホワイトニングとかセルフだけどエステもあるし、店舗に拠ってはカラオケとかコインランドリーとか、店舗に拠っては。
コンビニエンス的なコワーキングスペース的な、なんて言うかさ、なんだか偉そうなタワーマンションとかの共有スペース的なあの感じ。で、全部コミ追加料金なし、あと消費税。
ちょっと前(いや随分前かも)の経済チックなテレビ番組で、RIZAPの社長さんが、chocoZAPはRIZAPのカウンターだと言ってたんだ。生活に余裕がある人向けだったフィットネス施設の概念を壊すんだと言ってたんだ。
RIZAPはじめ高額で取っ付き難いフィットネスのイメージとかの敷居を一旦落としてお手頃会費や24時間利用や、アクセスや着替え無しとかの利便性だけを追求したんですって。コンビニエンスストアやスーパーマーケットに用も無いのに立ち寄る日常のソレにしたい的な事を言っていたんだ。
それをボーっと見ながら(ハハーン、なるほどねー)って思った訳ですよ。
要するに、特別な場所ではなく街に溶け込み馴染む日常風景。
私的に言えば、記号化な訳ですよ、記号。


記号とはメジャーである。

は言い過ぎかもしれませんが。
特別なモノが日常に溶け込んだ瞬間、当たり前のモノとなります。
それを私的には記号化と呼んでいます。
例えば、パソコンとかインターネットがまだ浸透していなかった時代を経て、今は当たり前のようにスマートフォンを携帯し、その中には当然のようにインターネット・クラウドの世界がある様に。匿名掲示板からmixiを経由しX(旧twitter)や Instagram はじめ様々なSNSがある様に。
テレビ番組では芸人さんが席巻し、ボーカロイド楽曲が音楽ランキングに犇めき合い、漫画はアニメ化だけに留まらずマルチメディア展開し、2.5次元ミュージカルはチェックする前に公演が終わってしまうスピード感。ちょっと昔だったら特別感だったアレコレがもう当たり前の世界。記号の世界。
私に言わせたら「ブームが廃れる」なんて誰かが言ってますけど、廃れてた訳じゃないんです。ティラミスもタピオカジュースもマリトッツオも、一般的スイーツになった。という事なのですよ、ワトソン君。
いや、スイーツに関しては元々いろんな地方・諸外国で一般的だったモノを、さも最新的で先鋭的だとメディアが持ち上げて有難がっていただけなのかもしれませんが。


私のいる世界、私の携わってる世界で言う記号・・・ 例えば「ゴジラ」や「仮面ライダー」や「ウルトラマン」という記号。
この記号に関しては界隈内外老若男女問わずなんとなく雰囲気で解る記号で、きっとアナタも私も浮かぶ記号はほぼ正解。
ここに「戦隊ヒーロー(戦隊モノ)」っていう記号を入れちゃうと、ある方面の周囲はザワツき兎に角揉めちゃう。ジャパニーズテレビヒーロー好きな人たちにウッカリ「戦隊ヒーロー」なんて記号出したら「同じコンセプトのヒーロー複数集合体で©東映は「スーパー戦隊」でそれ以外はそれ以外のヒーローチームだゴルァ!」と怒られちゃうヤツ。
でもね、仕方ないのよ。一般の人には仮面ライダー出身だろうがスーパー戦隊出身だろうが、純烈は「元戦隊ヒーロー」出身のムード歌謡コーラスグループって認識なんだから。プロレスラーと格闘家の違いなんて、ほぼ一般の人にはあまり区別はつかないんだからさ(きっと)

もう一つ、違うアプローチで言えば「ゆるキャラ」という記号。
説明は不要かとは思うけど、地域おこしや地方観光PR、企業や商品のPRマスコットキャラクター全般の記号。イベント等だと「ご当地キャラ」と呼ばれる(呼ばないとダメ)場合もあるけど、それは上記のスーパー戦隊同様、©みうらじゅん(サブカルおじさん)さんだからな訳ね。でも一般的には「ゆるキャラ」で浸透してる。ゆるキャラって言葉だけで、なんとなく数体思い浮かぶでしょ?それが記号化って訳ですよ。記号汁ブッシャー!!

キャラクターとは記号である。

映画やテレビで活躍するヒーローはじめキャラクターの記号。
その地域を愛しイベントで活躍するキャラクターの記号。
パッと思い浮かぶ姿カタチ、カッコいいアクション、ユニークな立ち振る舞い、正義や郷土愛、姿や物語からのメッセージ性・・・他色々。
その姿を見るだけで、伝わる(伝えたい)事が一目瞭然なのが、所謂キャラクターなんですよね。
つまりは、キャラクターとは記号である。は言い過ぎではないと自分ではそう思うのです。
前回の話でも記したように、記号とはある種の優しさなのです。


いま私が一番携わってる界隈・・・ローカルヒーロー(ご当地ヒーロー)の記号もそれに準してるのですが、如何せんテレビヒーローやゆるキャラほどにその存在が記号化されていないと感じるのは、きっとまだ成熟していないからなんだろうなあ、と。逆に言えばまだまだ伸び代がある訳ですよ、絶対に。

骸696さんという怪人の記号。

今を遡る事約10年前、私はとある怪人と出会います。
その怪人の名前は骸696(出会った当時は骸)
骸696でも骸でも、どっちも「むくろ」と読みます。
でも呼び捨てにすると怒ります。理由は単純です。彼は私を友人だとは思っていないからです。
なので敬意を持って、彼に対しては骸696さんと呼んでいます。
骸696さんの設定は、彼の属する世界「DarkSideLine(ダークサイドライン)」のオフィシャルで調べてください。ここでは面倒なので割愛します。
そんな彼ですが、出会いは突然です。
ブラりと突然、私の目の前に現れたのです。

怒りを模した炎をあしらった銀色の髑髏の口元からは鋭い牙、左右非対称の鋼の鎧、焼け爛れた手先、のっしのっしと前傾姿勢で闊歩する姿、ダーッハッハッハと豪傑な笑い声、傍若無人かつ横暴な仕草や発言・・・どこからどう見ても悪いヤツ。どこからどう見ても怖い怪人。ヒーローへのカウンターが詰まった記号の塊。
そんな姿の怪人に出会ってしまったのです。

当時のローカルヒーロー(ご当地ヒーロー)の界隈は開拓期です。東日本大震災後、各地(特に東北地方)で「何か出来ない事は無いか?」と全国の有志たちが思い立ち上がり、内なる熱をカタチにし始めた時期。
私もそんな気持ちの一人でした。
それ以前から全国にポツポツと生まれ開墾されいた各地のその地域のオリジナルヒーローを模倣し、全国津々浦々で新しいヒーローが生まれ立ち上がっていた情報は耳に届いていました。でも、何か足りない気がしていたのです。そんな中、そこに彼はやって来たのです。
彼は私に言いました。
「なんでヒーローばっかりいるんだ?ヒーローは誰と戦ってるんだ?」
その一言で私はハタっと気がつきました。目から鱗でした。怪人に諭されたのです。
なので私は彼と手を組みました。呉越同舟です。彼のために出来る事をしようと、骸696さんに寝床と食事と仕事を与える立場になったのです。

何故なら彼は、骸696さんは記号だからです。
分かり易さの塊・・・記号としての怪人、悪役としての記号。きっと彼なら、骸696さんなら、ローカルヒーロー(ご当地ヒーロー)界隈の開拓をブーストするであろうと思ってしまったのです。半信半疑でしたが、当時の私は私の信じるオモシロを彼にBetするには良いタイミングだったのです。
そこから約10年、私は彼の言動行動と共にいます。間違いは正し、誤りは直し、歓喜や謝罪を繰り返しながら、紆余曲折しても悪役としての記号はブレずに存在し続けています。
ブレなかったのは結果なのかもしれませんが、彼は記号であると最初から思い決めていたのが最大の理由だと私はそう思うのです。これからもきっと。
そんな骸696さんが、今後ローカルヒーロー(ご当地ヒーロー)界隈に何を残すのか?何処に向かうのかは?は、彼の行く末を共に進み、優しい気持ちで一緒に見届けるだけですので、アナタも一口Betしてみませんか?

あー、そうそう。
個人的な私的見解だと「ローカルヒーロー」と「ご当地ヒーロー」って別物だと最近はしっくりとカテゴライズされてますが、このカテゴライズに関しての個人的な私的見解は機会があればまた別の記事で。

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この記事のBGM:シャ乱Q/シングルベッド~結成25周年記念NewTake


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