![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110741262/rectangle_large_type_2_9fa4f20892bc6e8e06a2d6a9ae8a979c.png?width=800)
28.南インドの旅:マドゥライ、静かな女神の永遠の瞳の前に立ち尽くす
マドゥライは古代ドラヴィタ文明の中心、紀元前後から続く歴史ある都市だ。そのマドゥライの中心はミナクシ女神を祀るミナクシ・アンマン寺院だ。聳え立つ4つの巨大なゴープラムに圧倒される。ゴープラムは無数の色とりどりの神々に守られ、絶え間なく力を降り注いでいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1689299977807-RKMt2XHMIO.png?width=800)
残念ながらか、幸いなことにか、境内の中には携帯、カメラは持ち込めない。想像力を羽ばたかせて欲しい。境内は屋根に覆われた密閉空間だ。四方から神々、怪物、そして物語が押し寄せる。
![](https://assets.st-note.com/img/1689300041666-UUd0N301OJ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1689300058794-NBDhvZpZfO.png?width=800)
ミナクシ女神は魚の目を持つと言われる。魚は目を閉じない。いつも、不断に民を見守り、導くと言われるミナクシ女神の前に立つと、その覆いつくす優しさの前に立ち尽くしてしまう。
![](https://assets.st-note.com/img/1689300104444-5d9UnG69Bh.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1689300124972-LqMrLSrkRQ.png?width=800)
町中には祈りが溢れている。生活も満ち溢れている。混乱に溢れた町を歩いていると、神々も人々に紛れて生き、歩いていることに気付かされる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?