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「とんすけとこめたろう」


中日新聞web版
松川村の四季の暮らしや行事食を題材にした絵本「とんすけとこめたろう」のお芝居が11日、松川小学校で上演され、2年生53人が劇団員や村民ら出演者と打ち解けて劇に入り込み、古里礼賛の楽しい物語をみんなでつくり上げた。10年ほど前に絵本を共同で作った村の主婦たちと、当時武蔵野美術大の学生だった女性たちも一緒に観劇し、再会を喜び合った。(逢沢哲明)

 お芝居は、絵本を劇化した出前劇団「お芝居デリバリーまりまり」(東京)の俳優と村民が、村の歳時記や郷土の食べ物をユーモラスな演技で紹介。子どもたちは田植えや七夕などの場面に「やったことあるよ」「知ってるー」などと歓声を上げ、出演者とともに盆踊りの輪に加わったり、節分で主人公の鬼の子「とんすけ」が泣く場面では皆で囲んで慰めたりもした。小池ひかりさん(7)は「絵本も読んだことがあるけれど、劇も楽しい」と、とんすけと一緒に泣き笑いしていた。

 絵本は、郷土の伝統文化を絵と文で残すため、2014年に当時の生活改善団体の女性たちと武蔵美の学生たちが制作した。この日は、当時絵を描くなどした元学生4人が来訪。娘のこのみちゃん(2)を連れた浜田夏実さん(32)=東京=は「当時は農業のことも何も知らず、村のお母さんたちにいろいろ教わって描いた。日本の原風景ともいえるこの絵本を今、娘に読み聞かせている」としみじみ。当時、お年寄りを訪ね歩いて行事食を調べ、今も伝統食の継承に努める榛葉良子さん(75)=松川村=は「学生の皆さんと一緒に料理したり、時には編集面で熱論を交わしたり、どれもいい思い出」と懐かしむ。

 劇団を主宰し、「絵本生みの親」の再会も企画した萩原ほたかさんは「きょうは子どもも大人もお芝居に溶け込み、絵本の世界を広げてくれた。これをきっかけに、この絵本がずっと読み継がれれば」と話していた。

https://www.nbs-tv.co.jp/news

長野県松川村の小学校で地元の暮らしや食文化を伝える演劇が上演されました。題材となったのは、10年前に村の女性と東京の美大性が協力して作った絵本。11日は当時の学生も劇を見に訪れました。

松川小学校で上演された演劇「とんすけとこめたろう」。児童と一緒に10年前、武蔵野美術大学の学生だった女性4人も劇を見守りました。

劇の題材となったのは村の暮らしや食文化を伝える絵本。鬼の子どもの「とんすけ」とコメのキャラクター「こめたろう」が、村人とともに村の行事を体験しともに暮らす物語です。

10年前、村の伝統を語り継ぐ女性グループと交流のあった武蔵野美術大学の学生たちが4年をかけて完成させました。

絵本を多くの人に知ってもらいたいと地元の劇団などが絵本を題材にした演劇を上演していて、11日は初めて当時、絵本を作った学生4人も招待されました。

当時、絵本を作った美大生・大谷友里子さん:
「10年前はここまで残してもらえると思ってなかったですし、肌で感じてすごく幸せな気持ちになりました」

当時、絵本を作った美大生・加藤三南子さん:
「子どもたちも楽しみながら地元のことが学べるのですごくいいなと思った」

4人は交流のあった女性グループとも10年ぶりに再会しました。

当時、絵本を作った美大生・加藤三南子さん:
「皆さん、お変わりなくすごくお元気で、きのう会ったかのように接してくれてすごくうれしかった」

松川村の暮らしと行事食を伝える会・平林和子会長:
「(子どもが)ああやって理解しながら一緒になってやっていくことに絵本の魅力があったかなと思って、作った側は感動しました」

女性グループは今後も絵本や劇を広めていきたいとしています。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=15576


https://news.yahoo.co.jp/articles/149079c3032482fd7125b3970a52f74fc356df95

松川村で10年ほど前、当時の母親たちと武蔵野美術大の学生たちが共同で作った絵本「とんすけとこめたろう」を劇にしたお芝居が、11日に松川小学校で上演される。出前公演の劇団「お芝居デリバリーまりまり」(東京)と、出演する村民らの稽古が7日に村内であった。 (逢沢哲明)
 この絵本は、村の暮らしや伝統の行事食を後世に継ごうと、生活改善団体の女性と武蔵美の学生たちが手を取り、村のお年寄りに丹念に聞いて回った話を基に、2014年に作った。村の昔話に出てくる鬼の子「とんすけ」と、村の米文化の象徴「こめたろう」が田植えや七夕、お盆、正月など暮らしの中の行事を体験し、それにまつわる食も味わいながら、村人と1年を過ごす物語だ。
 お芝居は、村の安曇野ちひろ公園の依頼で同劇団の亀山空さんが22年11月に脚本化した。絵本に描かれた古き良き村の暮らしと食を今の子どもたちに継いでいきたい-。そんな松川小教諭らの願いに応え、上演が決まった。
 当日は2年生60人を前に、村民も出演。絵本の中に出てくるみそ玉や七夕まんじゅう作り、稲刈り、餅つきなどを歌と踊りも交え、見ている子どもたちも一緒になって、皆で一つのお芝居をつくり上げる。
 武蔵美の元学生も訪れ、当時絵本を作った村の女性たちと再会。観劇後に子どもたちとともに、とんすけの絵を描く予定もある。
 劇団を主宰する萩原ほたかさんは「この絵本は村の宝物。村の自然、豊かな暮らし、家族や村のみんなで囲んだ食卓の温かさをお芝居を通じて知ってもらいたい」と話している。

以前のちひろ美術館での公演

おはなしデリバリーのほたかさんがやってきた
松川村でつくられた「とんすけとこめたろう」の絵本をお芝居にしてくれました
会場と一体になってとても盛り上がりました
ほたかさん 修道さん 勉さん たまきさん 有り難うございました




ほたかさんwrite
明日から安曇野に行ってあちこちでお芝居してきまーす。

安曇野ちひろ公園
安曇野松川村の【とんすけとこめたろう】という絵本をお芝居にして下さい。と頼まれました。

この絵本!
実は安曇野松川村の人たちが

「村で昔からやっていたお祝いやお祭り🎋🎑
その時の家族みんなで食べた物🍡🍚を伝えて残していきたい!」

という想いで
武蔵野美術大学の学生さんたちと
4年半かけて創り上げた絵本なのです。

いろんな人たちの思い出や
熱い想いが乗った
暖かくて豊かな絵本。

20日安曇野いわさきちひろ美術館のある、ちひろ公園にて!

シャンティクティ わかちあいマルシェでのお芝居会

シャンティクティは知る人ぞ知る、パーマカルチャー、オーガニック、ヨガ〜心地よい暮らしを自分の手で紡いでいく人たちの集まる、スローライフの聖地のようなお宿。

そこで行われる今年最後のわかちあいマルシェでお芝居します!


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