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こんな夢を見た


映画の中にでてくる
主人公 (寺尾聰) 老人 (笠智衆)の作中での会話
 こんにちは・・・・・ こんにちは
 はい こんにちは
 この村は何と言う村ですか?
 名前なんかないよ。わしらはただ「村」と呼んでいる。よその連中は「水車村」と言ってるがね。
 この村の人はみんなここに住んでるんですか?
 いやぁ、住んでる村は別にある。
 ここには電気はひいてないんですか?
 あんなものは要らない。人間は便利なものに弱い。便利なもの程「良いもの」だと思って、本当に「良いもの」を捨ててしまう。
 灯りはどうするんですか?
 ロウソクもあればタネアブラもある。
 夜は暗くないですか?
 暗いのが夜だ。夜まで昼のように明るくては困る。星も見えないような明るい夜なんて嫌だね。
 田んぼがあるようですが、耕運機も収穫用のトラクターも無いようですね。
 そんな物は要らん。牛もいれば、馬もおる。
 燃料には何を使ってるんです?
 主にたき木を使う。生きている木を切るのは可哀相だが、けっこう枯れる木もあるから、それを焚き木にして使っている。それに木を炭にして使うと何本かの木が大きな・・・・・
そうだ、牛の糞もいい燃料になる。

私たちは出来るだけ昔のように自然な暮らし方をしたいと思っているんだ。近頃の人間は自分たちも自然の一部だということを忘れている。自然あっての人間なのにその自然を乱暴にいじくり回す。俺たちはもっと良いものが出来ると思っている。特に学者らは頭は良いのかもしれないが、自然の深い心がさっぱりわかららない者が多いのには困る。その連中は人間を不幸せにするような物を一生懸命発明して得意になっている。また、困ったことに大多数の人間たちはそのバカな発明をキセキのように思ってありがたがり、その前に額づく。そしてそのために自然は失われ自分たちも滅んでいくことに気がつかない。
まず人間に一番大切なのは、良い空気、きれいな水、それを作り出す木や草なのに、それは汚され放題、失われ放題、汚された空気や水は人間の心まで汚してしまう。

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