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自然農野菜作りとかまどの会

自然農野菜作りとかまどの会始まりました


簡単な自己紹介から始まりの会が始まりました
例年家族連れが多いのですが今回は大人の個人参加が多く自然農を学び移住を考えている方もおられました
自然農は奈良の川口由一さんが提唱した考え方で
耕さず草を敵とせず持ち込まず持た出さずを原則とする考え方です

NHKこころの時代で紹介された
映像を紹介します

講座では自然農の考え方の紹介
使われる道具の紹介から始まりました
自然農で活躍する道具の説明

・ノコギリ鎌(ぜひ日本製のものを!700円前後)

・鍬(山梨市の十文字屋さんで購入できる。ネットではなく、電話したほうが安いです。0553-22-1001)

・剣先スコップ

・移植ごて

畝たて

①のこぎり鎌を使って地際で草を刈り(根っこは引き抜かない)、よけておく。

②作付縄に沿って、剣先スコップで溝になる部分の土をスコップの巾で掘り、畝になる部分にのせる。

③掘り上げた土を鍬などでほぐし、真中が高くなるようにかまぼこ型に整える。

④土が密着するように、鍬などで押さえる。踏んでもよい。

⑤よけておいた草を全面に敷く。

※平地の場合は、南北に、斜面の場合は斜面を横切る向きにたてる。

畝立てされた畝

シャンティクティでは畝幅90センチ通路90センチで畝をたてます

通路の草が刈りやすい

種まき

・オクラ:1か所につき5粒くらい。株間30㎝くらい。間引いて2本立てでも良いが、間引かず全部育ててもよい。

・ラッカセイ:1か所3粒「1粒は大地に、1粒は鳥に、1粒は私に」株間40センチくらい。

 豆類はだいたいどれも3粒播いて、間引いて2本立てで育てます。

・インゲン豆:1か所3粒。ツルありのものは支柱(合掌でもティビ型でもよい)の内側に播きます。ツルがのびて来て迷っていたら誘導してあげます。

究極の自然農法

当日の詳しい報告は後日アップします

こんな感じで芽がでてきます

かまどでご飯をたき野草を収穫

リジェネラティブオーガニックが世界の主流かなあ


先週末は大変お世話になりました。
ティワリ菜穂子です。

第1回自然農とかまどの会レポートを
お送りします。

日時 2023年5月20日(金)
天気 快晴 (前日の雨で畑はしっかり湿っていた)

カリキュラム
1 けんじぃによる畑ツアー

2 うたよさん・けんじぃ 自然農講座

3 タミさん かまど料理

レポート
前日の雨とは一転、爽やかな快晴となりました。
受講者は7名。畑をお持ちでこれから自然農を始めたい方、移住を検討されている肩、私のように何か新しいことを体験してみたいという者などが集まりました。今回は大人だけの会となりました。

1 けんじぃによる畑ツアー
シャンティクティの建物、畑のシステムキッチン、畑(ティピー)、種小屋などツアーいただきながらパーマカルチャーの始まり、日本での歴史、現在の一般的な農業の問題点、私たちが食べている野菜の種子の作られ方などを解説いただきました。
パーマカルチャーは単に農業のやり方ではなく、無駄なく合理的な暮らし方をする学問(考え方、文化)であるということが理解できました。

印象的だったフレーズ
・ヨーロッパのレンガの家(発展)はヨーロッパの木を燃やし自然を破壊してできたもの。ヒトは豊かな生活を森と引き換えに手に入れてきた
・モアモア教から足る足る教へ
・パーマカルチャーは、世界の農業の最新トレンドでもあり、元々アジアの伝統的な農法として行ってきたものでもある
・土地の森へ帰ろうという力を借りる

2 うたよさん・けんじぃ 自然農講座
 うたよさんの自然農講座は具体的かつ実践的で初心者の私にもとてもわかりやすかったです。
使う道具は(鋸鎌、移植ごて、くわ 剣先スコップ ジョウロ)だけで、購入方法、値段などの情報はインターネットでは調べられない貴重な情報でした。

 畝立て(通路は90センチ、畝は90センチから120センチ)、既存の畝への種付け(ポップコーン、落花生).苗付け(ピーマン、さつまいも)、つるが伸びる野菜の種付け(エンドウマメ)、苗つけ(トマト)を教えていただきました。

優しい話し方のうたよさんと、厳しくも真剣なけんじぃの指導、緊張と緩和で参加メンバーの学び深まっていきました。

備忘
・畝は耕さない。
・土は草の根っこが耕してくれる
草とは戦わない。成長点より下で刈ればそれ以上成長しない
・既存の畝では、鋸鎌で草にザクザクザク
と切れ目を入れ、雑草の種が含まれる表面1センチの土は取り除く
・種撒きは必ず素手で。中指で穴を開け、種を汚さないよう親指人差し指で摘んで3粒置く

「1粒は大地に、1粒は鳥に、1粒は私に。」

土が乾燥しないように鎮圧 細い草をかけ終了 水やりは必要ない
・畝を踏まないように
・畝の野菜を傷つけないよう、道具の居場所に腰袋を次回は用意しましょう

朋子さん、タミさん かまど料理
食べられる野草を天ぷらにして、いただきました。
天ぷら揚げ担当はかまどの煙で苦労していましたが、薪の置き方による火力の調整方法など学びがありました。
シロツメクサやドクダミ、山椒の葉、ごぼうの茎など、米粉と片栗粉の天ぷら粉でパリッと揚がった天ぷらを一つ一つ味わいました
 
その他、ハルジオン、イノコズチ、カラスノエンドウ、 少しだけノビルも♪
 
その他にも
・三つ葉の卵炒め風
・取り立てふわふわのレタスとチャイブの花のサラダ(ピンクのチャイブの根のドレッシング)
・野草のおひたし
味見していただいたのは、イタドリの茎と葉、ウシハコベ、ツユクサです。
 
追加で
・フキと淡竹の煮物
 
・野草のお味噌 ミョウガタケ
・かまど炊きごはん
・かまどおすまし ミツバとエノキ、お豆腐+精進出し
などなどあっというまにご用意いただき春の畑のご馳走が並びました。
 
デザートはメンバーが収穫した甘いサクランボ。地球にも主婦の家事にも優しい洗鉢は帰ってからも習慣にしたいと思います。

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