川崎市子ども夢パークゆめパのじかんの西野博之さんがやってきた

2023年8月29日 06:57

ゆめぱの時間の西野博之さんがやってきた
神奈川県川崎市高津区にある施設・川崎市子ども夢パーク。
子供たちが自由に遊べるその場所で、居場所づくりと自主性を育む大切さを見つめる。

西野博之さんwritte
8月26日長野県安曇野市の穂高で開かれた講演会に招かれました。
主催したのは「あづみの不登校を考える親の会　ひらく」。片桐さん・山本さんがとっても素敵な方たちでした。
ここ数年の間に長野県内の行政や民間団体との関係が急速に深まりつつあります。
豊かな自然を持ちながらも、なかなか変わらない学校教育を何とか変えたい。
子育ての在り方や環境を問い直したい、そんな思いのある人たちとたくさん出会うようになりました。
会場には池田町からもお手伝いに来られた方たちと再会もできました。
なんと6月には『ゆめパのじかん』の上映会を1日に5回も開いたということで、町会議員とお仲間の方たちが、オリジナルのTシャツまで着て参加されていました。
講演会場には170名近い人が参加されたようです。
講演後は温泉に駆け込み、宿泊先であり、懇親会場である「地球宿」へ。
ここがまたすごく趣きがある古民家を改修してつくられたゲストハウス。
ここのオーナーが安曇野市会議員の増田望三郎さん。
柔らかな物腰と熱い思いを待った方で、もとはといえばご自身も移住者なので、この宿を拠点にいろいろな移住希望者の相談にのられているとのことでした。
すべて地元でとれた野菜をベースにした手づくり料理と地酒が美味しかった。
寝るときは、なんと蚊帳が吊るされていてびっくり。55年ぶりかなぁ。
実際にはほとんど蚊はいなくて、しかも涼しく快適でした。
翌朝これからの安曇野のまちづくりを熱く語り合った後に向かったのが、池田町の山麓にあるゲストハウス「シャンティクティ」（サンスクリット語で「平和の家」の意味）。臼井健二さんと朋子さんが出迎えてくれました。
持続可能な農的暮らしの学びの場、パーマカルチャーの実践の場であるシャンティクティの豊かなフィールドを使った、「わのもり」という学校に行っていない子も学び育つことができる取り組みも紹介していただきました。
自分たちでつくった手づくりの建物の数々。
かまどもいくつもある。落ち着く手づくりのテーブルや椅子たち。
かまどに火をくべ、お味噌汁やご飯をつくることをベースに季節の仕事をしながら遊んで育つ子どもたち。
畑には何種類もの野菜や花。たくさんの「種」を集めて保管してあるところから、無料で種を持ち帰ることもできる。
種はひとりで抱えて保管していても劣化する。
いろんな人に持ち帰ってもらって、それを育て、倍にして返してもらえばいい。
お金を介しない循環型の理想的な取り組み。
自分たちで山を買い、開拓して現在建設しているのは「のこのこ山プレーパーク」と、ここを使った「のこのこ山フリースクール」も準備中だという。すでにいろいろな楽しそうな遊具や小屋もつくられていて、ヤギも飼っている。
大人が楽しみながらつくりつづける姿をここでは見ることができます。
ここで子どもたちも一緒につくり手になり、ワクワクしながら木登りやものづくり、山菜取りなど楽しむことができ、うらやましい限りです。
『ゆめパのじかん』の上映をきっかけに、全国で「夢パ」のような場が欲しいという声が上がるようになりましたが、それぞれのまちの取り組みの中に、とっても素晴らしい場があり。人がいますね。
こんな取り組みをもっともっと紹介できるサイトなどが運営されたら豊かな情報共有になるなぁと思いました。
帰り道に大きなかえでの巨木と穂高神社のけやきの巨木に会い、もう一度温泉に入って帰途につきました。安曇野周辺でお会いした皆さんありがとう。お世話になりました。

8月26日長野県安曇野市の穂高で開かれた講演会に招かれました。主催したのは「あづみの不登校を考える親の会　ひらく」。片桐さん・山本さんがとっても素敵な方たちでした。ここ数年の間に長野県内の行政や民間団体との関係が急速に深まりつつあります。豊...
Posted by 西野博之 on Sunday, August 27, 2023

シャンティクティツアーの後にシャンティクティのコンセプトをまとめた動画を見ていただきました
暖かい眼差しでうなずきながら動画を見ている西野さんが素敵でした
約１０分の動画