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池田町農業振興策

池田町農業振興協議会(宮澤敏文会長 委員9人)は、町から令和4年8月に「池田町の農業振興について」諮問を受け、令和4年11月に中間答申後、令和5年7月に協議を再開し、5回の会議を経て、令和5年12月4日、町に最終答申書を提出しました。

町では、最終答申の趣旨を重く受け止め、JA、長野県などの協力を得ながら農業の新たな担い手となる法人の設立など、持続可能な農業の振興に向けて取り組んでまいります。

https://www.ikedamachi.net/cmsfiles/contents/0000003/3232/toshin231204.pdf

町農業振興策についての検討会次第
1町農業振興協議会最終答申書の問題点について

農業を大規模化することが解決策でなく
魅力ある農業を推進することが解決策につながる

この考え方は、持続可能な農業と地域社会の発展における重要な視点を提供しています。大規模化は一部の問題を解決するかもしれませんが、それだけでは必ずしも全ての課題を解決するわけではありません。
魅力ある農業の推進は、特に若者や新規参入者を農業に引きつけ、地域コミュニティを活性化する上で重要です。これには、新しい技術の導入、教育と訓練の提供、そして農業が持続可能で利益をもたらす職業であるという認識を広めることなどが含まれます。
また、魅力ある農業の推進は、農業が地域社会と環境に対して持つべき責任を強調します。これには、生物多様性の保全、土壌の健康の維持、そして地域の食糧安全保障への貢献が含まれます。
したがって、大規模化だけでなく、魅力ある農業の推進もまた、持続可能な農業と地域社会の発展にとって重要な解決策となります。

  1. 町農業振興策について

  2. 1)農業高齢化にともなう担い手確保・農業振興策について
    オーガニックの街
    「オーガニック宣言」は、有機農業の推進とその価値の認識を高めるための一環として、多くの組織や個人が行っています。この宣言は、持続可能な農業と健康な食品生産の重要性を強調し、有機農業の普及を目指します。

  3. 若者が有機農業に参加することは、この目標を達成するために重要な役割を果たします。新しい視点やアイデアをもたらし、農業のイノベーションを推進することができます。また、若者が有機農業に従事することで、地域社会の活性化や雇用創出にも寄与します。
    しかし、有機農業に参入するためには、知識や技術の習得、初期投資、市場へのアクセスなど、いくつかの課題があります。これらの課題を克服するためには、教育や訓練、資金援助、農業者ネットワークの支援などが必要となります。
    したがって、「オーガニック宣言」を通じて、若者が有機農業に参入し、成功するためには、社会全体の支援と理解が必要です。

2)社口原営農対策について
無農薬のぶどう
無農薬のぶどうは、化学肥料や合成農薬を使用せずに栽培されたぶどうのことを指します。これは有機農業の一環として、自然との調和を重視した農業方法で、健康に配慮した食品生産を目指しています。
無農薬のぶどうは、消費者が化学物質の摂取を避けることを希望する場合や、環境に配慮した持続可能な農業を支持する場合に選ばれます。また、ワイン製造においても、無農薬のぶどうから作られたオーガニックワインは人気があります。
しかし、無農薬での栽培は、病害虫の管理や肥料の選択など、一定の課題を伴います。これらの課題に対処するためには、自然農法や有機農法の知識と技術が必要です。また、無農薬のぶどうの栽培は、従来の農法に比べて手間がかかる場合があります。

3.その他
魅力のあるまちづくりと有機農業
池田町を環境再生型オーガニック(有機)の街にするためには、以下のような取り組みが考えられます。

1. 教育と啓発:地域住民に有機農業の意義と方法を教え、有機農業への理解と関心を深めることが重要です。
2. 農業者の支援:有機農業に転換する農業者に対する技術的、金銭的な支援を提供します。また、有機農産物の販路を確保するための支援も必要です。
3. 地域資源の活用:地域の自然環境や風土を生かした有機農業を推進します。これにより、地域の特色を活かした商品開発や観光資源の創出も可能になります。
4. コミュニティ形成:地域住民が有機農業や環境保全に関与できるようなコミュニティを形成します。これにより、地域全体での環境意識の向上や、地域コミュニティの強化が期待できます。

これらの取り組みにより、池田町は環境再生型オーガニック(有機)の街として、地域住民や訪れる人々にとって魅力的な場所になるでしょう。


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