民さんの野草講座 1 shanthi-usui 2019年7月20日 02:47 安曇野パーマカルチャー塾での野草講座民子さんの野草講座野草を採取して、昼食に天ぷら(パコラ)などにして食べる。・苦みを消すから、油で揚げれば、ほとんどのものが食べられる。(苦みが軽い性質、油が重い性質でバランスが取れる)・重いものと軽いもの、ちゃんとバランスの取れたものが美味しい。・先人たちの知恵は素晴らしい。ミズヒキ…タデ科キンミズヒキ…バラ科、癌キラー。花はサラダに散らす。お茶や薬用オイルに。オオバコ…葉脈が縦で硬い。柔らかそうなものを選んで採取。目薬、種は便秘薬に。マッシュルーム、かいわれ大根の味に似ている。※オオバコのねっとりした成分で、ほかの動物にくっつき種を運ばせる。あるものは風に飛ばされ、あるものはフンに混ざり繁殖する。※採取はほどほどに。大量消費でなく、野草は大量に食べる必要がない。ミツバ…野生のものは硬いけれど天ぷらにすると美味しい。ゴボウ…種はとげとげギシギシ…タデ科と言えばギシギシ。春先、葉のねばねばに、しょうゆとごま油で味付け。カキドオシ…ハーブのような、ハッカのような香り。簡単にハーブティーになる。ショウブ…端午の節句に飲むのは皮膚を強くして、丈夫に育つのを祈願するため。ヤブマメ…つる性の豆。ヤブマメとツルマメがある。ツルマメは大豆の原種。その他、ヘビイチゴ、ミゾソバのこと。蓮の池に、スイレンだけではなくロータスが咲いていた。ヒメジョオン…やわらかいところを採取。クズの花…ブドウのような香り。ファンタグレープのような香り。ガガイモ…日本書紀に出てくる古い植物。薬の神様として信仰の対象にもなる。先端の柔らかいところを採取して試食するが、毒があるので食べ過ぎてはいけない。つる性、葉はハートを細長くした形。カラハナソウ…つる性、ホップの仲間。クワノミ…おやつの時間「猿の被害よりひどい」byけんじい※土壌が酸性であれば、アルカリ性に調整するものが生えてくる。この世界にいらないものはない。人間がいらないと思うだけ。価値は変化し、意識づけて心は変わる。ウシハコベ…白い花の中に小さな白い花。柔らかいところを採取。ハコベ…花の形はベンツのマーク。ゲンノショーコー…これを知っていれば、おなかを直すことができる。ツユクサ…腎臓の薬になる。今の時期に食べるとよい。イノコヅチ…柔らかいところを採取。クサノオウ…草の王。黄色い液体で絵が描ける。毒があるが殺菌に使える。※ドクダミとパクチーを一緒に食べるとなぜか美味しい。アジアの料理はそうやってできている。9:00野草料理天ぷら系と湯がき系を分けて湯がきはアクが少ないのから順番にやると、一つの鍋ででき、無駄なエネルギーを使わない。天ぷら系は洗うが、花粉に有効成分があることも多いので、洗わない方が良いものもある。湯がき1、ハコベはアクがないから、さっとでいい。2、次はツユクサ。少し硬いのがあると歯ごたえが良くなる。3、オオバコ※アクが強いものを湯がくと、お湯が茶色くなるが、全然なっていない。4、ガガイモ〈ミョウガタケチームは、下の畑に採取、残っている人は料理の手伝い〉料理の手伝い(下ごしらえ)1、オオバコの葉脈を切る。出来るだけ細かく微塵切り。2、にんにく(半かけ)のすりおろし3、トマト(1個)微塵切り4、玉ねぎ(半分)微塵切り5、塩、オリーブオイルをスプーンで混ぜる(ここまでがトルティーヤの具)6、サニーレタスを継ぎって洗う(サラダ用)7、イノコヅチを手でちぎる(カラハナソウとかき揚げ風に)8、米粉、ひよこ豆、塩、アジョウワインを練る(天ぷらの衣とかき揚げ用に)9、ゆるい練粉(ヒメジオンとドクダミの天ぷらに)10、かたい練粉(イノコヅチとカラハナソウのかき揚げに。+高野豆腐、玉ねぎ一個)※湯がいたガガイモをしょうゆだけであえものにして試食11、ドレッシング作り(玉ねぎ、レモン、ごま油、塩、胡椒)※油は5倍くらい。塩は油に溶けないので、先に入れておく。12、サラダ(サニーレタス、大根、人参、トマト、菜の花、フェンネル、のこぎり草)13、ミョウガタケを塩でもんで、三種類のみそと混ぜ合わせる。※手を使って混ぜる方がよく混ざる。14、ツユクサと炒めたエノキの和え物15、ウシハコベと残ったガガイモをミックス9:30カレー1、カレーのベース(クミンやコリアンダー、ガラムマサラなど元となるペースト)2、菊芋の葉の部分を加える3、蒸したジャガイモを加える4、塩で味を調えるふきのサンバル「インドの味噌汁」と呼ばれるスープ。(大根、トマト、タマリンド、豆、サンバルパウダー)※ヒンディー語では、パーラッパニール菊芋バージョン、もしくはパーラッパアルー(ジャガイモ) #パーマカルチャー #シャンティクティ #池田町 #宮本民子 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート