現場撮影時のガイドライン

こんにちは。
映像制作チーム「ネクシネマ」です。

私たちネクシネマは、フリーランスのクリエイターチームです。少人数での撮影体制を基本としているため、外部のスタッフ、キャストの方とご一緒する際はスムーズに撮影を行えるよう事前に様々な書類を共有しています。

そこで、私たちが用いている現場撮影時のガイドラインを本noteにて公開しています。
下記ガイドラインは社会情勢も鑑みて、時々更新しております。
撮影に関わる方は雛型の一つとして自由にご活用ください。

現場でご一緒する際は、どうぞよろしくお願いいたします。

前文

・年齢、性別、技量、経験の有無を問わず、それぞれの方の生き方や価値観に敬意を持ったうえで、安全かつ気持ちの良い現場にできるよう最大限の努力をいたします。
・トラブルを未然に防ぎ当日の撮影を円滑に進めるため、分からないことや相談したいことが生じた際は、各担当者までお気軽にご相談ください。
・担当者による解決が難しい事柄は下の<緊急時の相談窓口>までご連絡をお願いします。

差別やハラスメントの禁止

・人種、国籍、性別、性的指向、年齢、障害などを理由とした差別、その他のあらゆるハラスメントに断固として反対します。
・身体的暴力はもちろん、指摘、指示、指導など理由の如何に関わらず、怒鳴る、脅す、相手に恐怖心を与える行為にも断固として反対します。万が一それらが発生した際には、ただちに警察への通報、刑事告発、民事訴訟を含めた対応を取ります。

撮影当日の注意事項

<基本事項>
・時計のアラーム、スマホのアラーム等は音が鳴らない設定でお願いします。
・トイレ等はご遠慮なく随時行ってください。その際、周りの方や全体に「〇分程度抜けます」と一声かけて頂けたら幸いです。

<ご協力のお願い>
・それぞれの演技や機材セッティング等の準備を最優先していただきつつ、荷物移動などでお手伝いをお願いする場合がございます。その際は、無理のない範囲でご協力いただければ幸いです。
・機材セッティング等は十分に安全に配慮したうえで行ってください。
・演技に向けた気持ちの準備等が必要な際は「〇分ください」など、ご遠慮なくお声かけください。
・直前のシーンときちんとつながるよう、手や身体の位置、動作手順、動線、小道具などを随時チェックしていただければ幸いです。

<性的な表現やアクションシーンについて>
・性的な表現、アクションを伴うシーン作りを行う際は必ず事前に通達、相談いたします。
・またその際は、専門家による監修、インティマシーコーディネーター、アクションコーディネーター等専門スタッフを手配します。

<新型コロナウィルス感染症対策>
・新型コロナウィルスの陽性者、国の定める基準における濃厚接触者、37.5°以上の発熱のある方の現場入りを固くお断りします。
・不織布マスクの着用を原則とし、ソーシャルディスタンスを取っていただくことをお願いします。無用な大声もお控えください。
・マスクを外すのは原則的にあまり声を出さなくてもよい場面および本番撮影時のみとさせてください。
・撮影後、コロナ陽性の診断を受けた/強く疑われる時点で現場担当者にご連絡ください。その方のお名前は伏せた形で、すみやかに全関係者に通達いたします。
・現場での会話を減らすため、打ち合わせなどは極力リモートで行います。
・スタジオ撮影時は、1~2時間に1回、10分程度の換気を行うよう努めます。
・撮影機材、メイク道具等、使用する道具の共有・貸し借りは最小限とします。

緊急時の相談窓口など

<緊急時の相談窓口など>
ホットライン1:性暴力救援センター・SARC東京
ホットライン2:よりそいホットライン
相談窓口1:curetime
相談窓口2:相談窓口など|表現の現場調査団
相談窓口3:お悩みハンドブック powered by Graffer

<参考リンク集>
参考リンク1:フラットに話し合う体験が職場を変える―リスペクト・トレーニング
参考リンク2:映画撮影における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(一般社団法人日本映画製作者連盟)
参考リンク3:一般社団法人 Japanese Film Project

2022年5月1日
映像制作チーム「ネクシネマ」一同

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