見出し画像

「祝祭シーズンの孤独感」とのやさしい向き合い方

こんにちは、心理カウンセラー(公認心理師)の高牟禮(たかむれ)です。

12月になりました。

年度末という忙しい時期であり
祝祭シーズンでもあります。

祝祭シーズンは、喜びと祝祭のイメージが強いですが、
実際は多くの人が
孤独を感じる時期でもあります。

この記事では、孤独感と向き合うための
やさしい方法をご紹介します。

孤独感を感じるのは自然なこと

孤独感は、
誰もが感じる自然な感情の一つ。

そして祝祭シーズンは、周りが華やかになり、
孤独感を掻き立てられやすい時期です。

大切なのは、孤独感を感じることは
「普通」であることを知っておくこと。

祝祭シーズンであることに加え、
気温や日照時間の低下も、孤独感を強めます。

それは自然なことです。

軽いアクティビティと趣味の探求

祝祭シーズンだからといって、
大掛かりな計画や社交的なイベントに
参加する義務はありません。

それはそれで負担と感じる人は
とても多いですね。

代わりに家の中で楽しめる趣味。

例えば読書、映画鑑賞、簡単な手工芸や料理など、
気軽に楽しめる活動を見つけるのはどうでしょうか?

これらは、心を落ち着かせ、
孤独感を和らげるのに役立ちます。

心地よい環境を作る

自宅を、より安心できる場所にするのは
助けになります。

心地よい空間を作ることで、
祝祭シーズンのストレスを軽減できます。

お気に入りの音楽を流したり、
香りの良いキャンドルを灯したりして、
リラックスできる環境にしていきましょう。

身体的な快適さも大切

身体を動かすことは、
心の健康にも良い影響を与えます。

長い散歩、軽いヨガ、または家でできるストレッチなど、
身体を快適に保つための簡単な活動を
取り入れるだけで気分が変わります。

快適な衣服や暖かい飲み物も、
身体的な心地よさを高めるのに役立ちます。

シンプルな日常の楽しみ

日々の小さな喜びを見つけましょう。

お気に入りのコーヒーをゆっくり味わう、
好きな本を読む、美しい冬の景色を眺めるなど、
日常の簡単なことから
楽しみを見出すことができます。

生活をシンプルに保つことで、
圧倒される感覚を減らすことができます。

ソフトなセルフケアの実践

孤独感についての自己分析は避けましょう。

自責の念が強まり、
ますます辛くなることが多いです。

代わりに自分を労わる、シンプルな言葉を
自身にかけてあげましょう。

「みんな楽しそうなのに、自分だけ浮いているようで、切なくなるね」

「仕事が忙くて、楽しむどころじゃないよね」

「毎年この時期、嫌になっちゃうよね」

「早く通常モードに戻ってほしいと、切に願ってしまうよね」

こういった言葉をかけてあげることで
気持ちが和らぎ、
心地よく過ごせるようになります。



以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?