救急箱の用意を-2月の魚病対策-
急に水温が下がったときなど、鯉の体表の照りがなくなり、ごく薄く白っぽい感じになることがありますが、これは必ずしも前述した寄生虫等によるものではなく、水温の低下による粘液分泌の低下と粘液のゲル化によってみられるもので、俗にゆう”風邪ひき”状態です。
以上のような鯉の体表の白濁症状は1月、2月によく見られますので、月に1度の過マンガン酸カリの投与を行うと予防になります。このように、池全体に投薬するときは注水量など他の条件は変えないようにしておくことが大切です。
病巣を採取して