心書(Shinsho)Vol.8「鬼手仏心」

7時起床

一番下の娘が誕生日。

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昔、京都の高雄にあるお寺に昭恵上人という方がおられ、

鹿が境内に入って来た時、日頃は温厚な和尚さんが小坊主に、

「棒で追え、石を投げよ」と命じたそうだ。

小坊主が

「いつも動物には優しくするようにとおっしゃっているのにどうしてですか」

と尋ねると、和尚は

「今ここで厳しく躾けておかないと、よそへ言ってまた同じことを

することをするかもしれない。

そうすれば捕らえられて、殺されてしまうかもしれないから


人間の恐ろしさを教えておくのだ」

と理由を話された。

医者は時に患者の体にメスを入れ、それはまるで鬼のようだが、

それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心、

仏の心からである。鬼手仏心と言うそうだ。


自分自身人には優しく接することが多いと思う。

それは「甘さ」の裏返しかもしれない。


会社でも家庭でも、優しさ、厳しさ、正確に判断できる心を

持って接さないといけない。


子供の誕生日にあって鬼手仏心で接するようにしていきたい。


畏60%・喜30%・恩10%

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