副業者への副業動機や副業内容のインタビュー②
弊社の仕事内容として、中年世代のスローな自立を支援する書籍の執筆をしていることは過去のnoteに記しました。
繰り返しですが、企画は通っているものの、まだ出版に至ってませんし、出版の是非は「書き上がってから判断する」と言われているので、現状においては大いに趣味の範囲です。
で、今日は、その本を執筆するために取材している方々のうち「すでに副業をガンガンに進めている」という方へのインタビューを、「副業を始めたいんだけどなかなか始められない」という方へのアドバイスとして共有したいと思います。
これまでの例とは違い、少し変わった例を挙げてみます。
そういう例もあるんだね、と何かの参考になれば幸いです。
副業者の状況
ご年齢：30歳代
ご職業：オンラインメディア事業の管理職。仕事は基本、オンライン。転職してから２年程度。今の仕事は前職で副業をしているときに出会ったもの。副業を始めて人生が変わった。先日トランビを介して事業を一つ買ったのでそちらも楽しみ。
家庭環境：ご結婚されて、お子さんがまだ小さい（妊婦時代に転職）。仕事が家でできるので大変助かっている。
副業を始めた動機：前職がうまくいかなかったので、何かの転機が欲しかったと。色々と試す中で、副業のオンラインサロンに入ったが、そこで副業を斡旋されるkとなく、コミュニティの中で当時の本業（調査業務）を生かした自分の事業を作った。それが楽しくて続けているうちに、今につながっている。
ヒアリング内容（要点のみ）
副業のオンラインサロンに入られたのはどういう背景なんでしょうか？→前職では、率直に言って、あまり評価されていませんでした。私なりには頑張っていたつもりなのですが、なんとなく『仕事ができない社員』みたいな扱いを受けていたので、性格も暗く卑屈になっていたと思います。
それをどうにか払拭したいと思い、色々なことに手を出しているときに、友人から『副業して自分で稼ぐと自信になるよ』と教えられ、それならと勉強のために副業支援をうたうオンラインサロンに入ったという経緯です。
そのオンラインサロンでの学びが副業になったということですか？
→はい。その部分は大きいです。が、そのオンラインサロン自体もあまりうまく行っていなかったので、そこの課題を解決する事業を、オンラインサロンのオーナーに提案しました。それが最初の事業です。
私はもともと調査会社に所属し、デスクトップ調査が得意だったので、副業者の仕事や、副業を始めたい人が調べたいことを代わりに調べてあげるというオンラインサロン内向けのサービスを初め、それが便利で面白いと、色々な方々に使ってもらえることになりました。
副業が最初から事業主というのは面白いですね。その後、どう進展したのでしょうか？
→色々な方から依頼を受けているうちに『私の調査業務が面白い』とあるオンラインメディアにインタビューをしていただき、そのことをきっかけにして、事業はどんどん広がっていきました。（今はそこのオンラインメディが本業に。）
本業では満足する評価を得られなかった私でしたが、副業でどんどん認められるようになると、副業での成果も上がるようになってきました。
あと、私も気づけなかったのですが『電車移動と対面業務』が私はとても苦手だったようで、それが両方とも無くなる仕事では、自分の力をうまく出ることを知りました。
今の仕事に転職してからは、とても良い評価をもらえているし、仕事も楽しめるし、性格もずいぶん明るく前向きになったと感じています。（本業の収入も増えました。）
なるほど、転職して、前の仕事が向いていなかったことに気付いたと。
→思い返せば、高校・大学でも、移動の後はぐったりしてたような気がします。でも、通学と対面授業が当然だと思って受け入れてきました。（当時は常識でしたよね。）
新型コロナが広がって、オンラインで副業ができるようになったのは私にとっては良いことだったらしく、収入が増え、人に認められて、「私だってやれるじゃん！我慢しなくても良かったじゃん！」と以前より、世の中が明るく見えるようになり、人生がガラッと変わったような感覚を得ています。
それは面白いですね。本業と副業、今後はどうされたいと思っていらっしゃいますか？
→今の本業には何の不満もありませんが、副業は副業として楽しいので続けていこうと思っています。
また自分の体験が誰かの役に立てば良いなと、最近はオンラインコミュニティの運営を始めました。
自分の中の自分の本当の声に耳を傾けて、本当は何をしたいのか、をよく考え、それを実現する活動を支援していきたいと思っていますし、その実現の手段として副業があるのであれば、それを応援することを続けていきたいと思います。
あと、今は子育てが楽しいので、あくまで本業と子育ての合間で副業をしていますが、子育てがひと段落したら、もっと時間をかけて稼げる副業を作っていきたいとも考えています。
考察
ネガティブな感情も、それをキチンと受け入れれば、行動を促すきっかけになりうる
副業で自分の知らない自分を見つけることもある
副業で人生が変わることもある
何が何のきっかけになるかわからんよね、というのが人生の楽しみだとしたら、副業を始める動機も方法も人それぞれでいいと思うので、
まずは先行者がいるオンラインサロンに入るっていうのも有効な手段なんだろうな、と思った次第です。
これから副業を始めようとされている方にとって、具体的な行動を起こす参考になれば幸いです。
では、今日はここまで。
次回も頑張るぞ。
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